人文科学

知覚・言語・存在

知覚・言語・存在

円谷裕二
定価 5,400 円 (税別)
20世紀フランスの代表的哲学者メルロ=ポンティは、世界とは何か、自己やその生とは何か、あるいは世界と自己の原初的で根源的な関係はどのようになっているのかなど、古代ギリシア以来現在に至るまで侃々諤々の議論が絶えない哲学の根本諸問題に対して、透徹した洞察力と事象そのものに促された両義性という両立しがたい観点から他に類を見ない一貫した表現力によって接近している。本書は、存在、知覚、身体、言語、歴史、芸術、倫理などのテーマを手がかりに、彼の哲学との対話と対決の中から紡ぎ出されたものであり、テーマの多様性...
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福原麟太郎著作目録

福原麟太郎著作目録

藤井 哲 編著
定価 12,000 円 (税別)
この頃では,福原麟太郎(1894-1981)の名を知る人は少なくなった.およそ200点あった彼の著書を新刊書店で見ることもなくなった.英文学とは「人生の經驗を種々通りぬけ,人情の機微の世界をもくぐつて,本當にこれが世の中の姿,人の運命だと悟りを語る」性格の文学であると説いた彼は,一方では英国流の人生観や汎ヨーロッパ的教養に縁遠い日本人には手強い,いわば「大人の文學」である英文学を,私たち初心者に懇切に手解きしてくれた.例えば,Lamb に対してなら「友人になれといはれゝば,まあお斷りである」とか...
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佐賀藩多久領 御屋形日記 第三巻

佐賀藩多久領 御屋形日記 第三巻

大園隆二郎 監修/多久古文書学校 校註
定価 3,000 円 (税別)
旧佐賀藩の家老で多久領主であった多久家の御屋形日記の翻刻と校註。今回は元禄三年八月~五年七月にかけての部分を取り上げる。多久領の支配と民衆生活を窺うことのできる史料である。 
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Derivational Feature-based Relativized Minimality

Derivational Feature-based Relativized Minimality

前田雅子
定価 7,200円(税別)
本書は、イタリア語、英語、日本語における疑問詞、焦点要素、話題化要素などの語順制限と介在効果に関する統語論の研究書である。特に、単一文に二つの移動が生じる場合の介在効果の事実を収集・精査し、それらを並行移動や分離移動などの独創的な移動操作と派生的な相対的最小性の原理により分析する。さらに、同分析を、英語の焦点化構文(重名詞句移動、there構文、場所句倒置文)や、日本語のwh句と焦点化要素の介在効果に拡張し、それらの構文を統一的に説明する。また、そもそも意味と音をつなぐ適切な統語構造はどのように...
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大清帝国と朝鮮経済

大清帝国と朝鮮経済

山本 進
定価 7,800 円 (税別)
朝鮮王朝後期、清の再侵攻に備え膨大に蓄えられた銀や銅銭が緊張緩和に伴い国庫から市場へと滲出し、手工業大国中国と鉱産資源大国日本との狭間で人蔘輸出と銭本位制による"国民経済"が準備されていった。李祘(イ・サン)や張禧嬪 (チャン・ヒビン)が生きた17~18世紀の朝鮮経済史を、史実の着実な検証により解明する。
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九州大学文学部90年の歩み

九州大学文学部90年の歩み

九州大学文学部 編集・発行
定価1,000円(税別)
2014年,九州大学文学部がその前身である九州帝国大学法文学部の創設から起算して90周年を迎えるのを記念して,これまでの歴史を『九州大学文学部90年の歩み』としてこのたび刊行しました。『九州大学百年史』部局史編 I(九州大学のWeb上で本年公開予定)の「文学部編」から収録する本編の「文学部通史」「研究室史」と,資料編の「人事資料」「統計資料」「文学部年表」からなり,写真も約30点収録。文学部のこれまでの歴史を振り返ります。全国で活躍する卒業生には必読です。
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ヤン・パトチカのコメニウス研究

ヤン・パトチカのコメニウス研究

相馬伸一 編訳,宮坂和男・矢田部順二 共訳
定価 4,400 円 (税別)
パトチカは,フッサールやハイデガーに学んだチェコ20世紀を代表する哲学者として知られるが,激動のチェコ20世紀に三度大学を追われ,最後は官憲の取り調べのなかで死去した。彼は現象学や歴史哲学の研究で知られるが,彼の祖国が生んだ17世紀の教育思想家コメニウスの研究にも多くの業績を残した。コメニウスを近代教育の先駆者として位置づける啓蒙主義的な解釈も歴史的な断絶を強調する実証主義的な解釈も批判する彼の方法論は,思想史研究のひとつの範型といえる。同時に彼は,過去の思想が現在に語りかけてくることの意味を考...
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近代文学の橋

近代文学の橋

ダニエル・ストラック
定価 5,400 円 (税別)
近代文学を発展させた作家たちは様々な問題に取り組んでいた。表現体において「言文一致体」がその諸問題に対する解決案の一つであったが,近世から近代にかけて,文学の意味内容も吟味されるようになった。文芸的思潮の流れの中で「橋」は作中に数多く登場しているが,この頻出の原因は一体何だろうか。本書は,橋が登場している近代文学の複数の名作において,「橋」が如何に描写されているのか,その箇所が如何に作品全体の意味合いに貢献しているのかを調査するものである。イデオロギーなどを主題の一つとして取り上げる近代の小説家...
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Eugenics in Japan (日本の優生学)

Eugenics in Japan (日本の優生学)

カレン・J・シャフナー 編著
定価 2,800 円 (税別)
優生学は近代生物学の生成過程で誕生し,不幸にもナチス・ドイツに利用され,一つの極端な形で現実化する。我が国においても,明治維新以来,富 国強兵に役立つ欧米の近代科学や思想が導入され,独自の優生政策として結実した。ハンセン病患者隔離政策はその一例であり,1990年代に至るまで法的強 制力をもって実施されてきた。本書は,我が国における優生学思想の沿革と政策化の過程を欧米各国のそれと比較しながら解明するものである。 日本人読者にも分かりやすい平易な英文で叙述されているほか,重要項目(人名・文献名・法案...
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絆の環境設計

絆の環境設計

土居義岳 編
定価 1,800 円 (税別)
東日本大震災以降,日本では絆という言葉が流行り言葉のようにもてはやされるようになった。しかし,この言葉に込められた本当の意味をわたしたちはどれだけ理解しているだろうか。被災者と復興ボランティアの絆,近世の天皇と町人の絆,建築家と施主・施設利用者の絆,作曲家と聴衆の絆,地域の教会と信徒の絆など,古今東西の事例から絆の果たしてきた役割とこれからのあり様を考える。
九州大学芸術工学研究院の環境設計学科の教員たちによる市民講座の講義録。
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学術図書刊行助成

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太吉円熟期の50歳を迎える年に日記は始まる。炭鉱業の順調な発展とともに、このころ...

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