人文科学
近世日本の地図と測量
- 定価 5,040円 (内消費税 240円)
本書は,近世日本の農村における地図測量技術の実態と,その普及過程の一端を明らかにしている。「廻り検地」とよばれる検地技術に注目し,測量帳や日記,当時の技術書などの分析から,村役人や地方役人らが正確な土地の地図を作る姿を解明した。
言語接触と中国朝鮮語の成立
- 定価 7,875円 (内消費税 375円)
朝鮮半島で19世紀に起きた大飢饉を皮切りに日本の朝鮮支配,中華人民共和国の成立,朝鮮戦争の勃発,文化大革命そして改革開放と朝鮮族を越境に追いやった厳しい状況は現在も変わることはない。本書は,中国の朝鮮族が話す朝鮮語について,その言語が漢語との言語接触によりどのような影響を被りつつあるかを社会的な側面と言語的な側面の両方から記述することを試みたものである。巻末には語彙表(発音記号とアクセント及びハングル付き)を掲載。
都市を歩く
- 定価 3,150円 (内消費税 150円)
「都市を歩く」「都市を読む」を合言葉に,西南学院大学国際文化学部教員17人の長年にわたる「遊歩者(フラヌール)」体験を結晶化。あてどなく都市を迷い歩き,廃墟のように退隠して無名なる場所に出会い,都市像の未来に向けて世界の,また日本の,過去の,また現在の都市のありかたを意識的に読むためのガイドブック。
労働の倫理
- 定価 2,625円(内消費税 125円)
『諸宗教の倫理学―その教理と実生活』シリーズは,テーマ別に世界の偉大な諸宗教を比較するものである。第1巻「性の倫理」,第3巻「健康の倫理」,第5巻「環境の倫理」,第4巻「所有と貧困の倫理」と刊行してきた本シリーズは,本書,第2巻「労働の倫理」で完結となる。 ベネディクト派の「祈りと労働」は,おそらく,西洋のキリスト教圏で,労働がどんなに重要な役割を演じてきたか,そして演じているかを,最も明瞭に告げ知らせている。イスラム教,仏教,ヒンドゥー教,そして儒教は人間の労働をどのように評価しているのだろ...
詩人の詩人 スペンサー
- 定価 4,725円 (内消費税 225円)
赤十字の騎士から白鳥の歌まで,詩人の中の詩人スペンサーの心と技法を我が国の文学愛好者に紹介するフレッシュな論考20篇。20年間の活動を伝えるユニークな会報も集録。協会の貢献を国際的に評価するA.C.ハミルトン教授の祝辞付き。『詩人の王 スペンサー』につぐ第2論集。
筑前福岡藩史料雑纂
- 定価 3,150円 (内消費税 150円)
本書は,近世福岡藩の民政史料の中から今まであまり顧みられていない重要な文書を校註・解題したものである。数々の村方史料や浦方史料などの文書類から当時の人々の生活をうかがい知ることができる。
患者に優しい病院をめざして
- 定価 1,995円 内消費税 95円)
九州大学病院の新しい病棟は「患者に優しい病院」がコンセプト。患者の気持ちを考えながら設計し、小児医療センターでは絵本「森のお医者さん」と連動したストーリーを展開。大型病院、しかも国立大学病院がここまでできるのかと、医療関係者に衝撃を与えた。病院、建築設計者のための、これからの病院づくりのアドバイス書。
アート・デザインクロッシング vol.2
- 定価 2,100円 (内消費税 100円)
現在なお,いかにして芸術作品の展示は可能か。まちと美術の関係,美術館の可能性と限界,障害とアートといった観点から,従来のハイ・アートの展示手法とは異なった仕方で作品を展示させる新たな試みについて,芸術展示の第一線で活躍する論者3名との対談形式により行われた議論の成果を示す。
エンカウンター・グループ
- 定価 3,360円 (内消費税 160円)
本書は,仲間関係(既知集団)を対象としたエンカウンター・グループのグループ・プロセスとファシリテーションの公式化を試みたものである。著者は,グループ・プロセスを理解するために「スケープ・ゴート構造」に着目し,「加入」および「共存」のプロセスを明確にしている。また,ファシリテーション技法として「ひとり二役の自己開示」および「違い(個別性)への働きかけ」を強調し,仲間関係の発展を図式化して提示している。
愛と性の政治学
- 定価 2,730円 (内消費税 130円)
愛と性を管理しようとする父権制という権力構造は,魔女・娼婦・じゃじゃ馬・天使・女神などの女のレッテルを生み出した。本書は,シェイクスピアの描いた男女・家族の愛と性が,いかに〈政治〉と関係しているかをジェンダーの視点から探り,21世紀に生きるシェイクスピアの女と男を描く。
