人文科学哲学・思想

ドイツ観念論との対決

ドイツ観念論との対決

黒積俊夫
定価 4,500 円 (税別)
ドイツ観念論(フィヒテ,シェリング,ヘーゲル,西田)と対決して,<超越論>・<形式的倫理学>から<内在論>・<実質的倫理学>へと従来のカント解釈を反転させる視点から,衰退しつつある現代の哲学・倫理学の再興の方途を提唱する。
書籍の詳細へ
人間文化基礎論

人間文化基礎論

稲垣良典
定価 2,800 円 (税別)
この書物は「文化の哲学」への序論として,出来る限り根元的・批判的に「文化とは何か」と問う試みである。かつてT.S.エリオットは「文化」という言葉が「一種の情緒的刺激剤あるいは麻酔剤」または文化の多様な要素のなかの一つを指す「一般名詞」としてのみ用いられていることを歎いたが,事情は今日でも変わっていない。本書がめざすのは,キリスト教的ヒューマニズムの光にてらして,様々の近代的な幻想や偏見に蔽われている人間文化の本質をつきとめることである。
書籍の詳細へ
よき死の作法

よき死の作法

高橋隆雄/田口宏昭 編
定価 3,200 円 (税別)

人間の死は,死ぬ本人,家族や社会,また歴史や文化に関わる幾重にも積み重なる意味を担っており,「よき死」への願望と作法は歴史を通じて常に求められてきた。先の3冊の論集と同様に本書も共同研究の成果であり,多様な「死」の諸相をそれぞれの専門とする観点から論ずることで「死」の本質に迫ったものである。

書籍の詳細へ
内村鑑三のキリスト教思想

内村鑑三のキリスト教思想

李 慶 愛
定価 4,000 円 (税別)
明治以降最大のキリスト者,内村鑑三(1861―1930年)は,近代日本の多くの歴史的出来事(不敬事件,帝国主義批判,非戦論等)に関わっているが,本書では,その背景を形成するキリスト教思想に考察の射程を限定し,その核心と展開を解明する。札幌での入信以来終生維持される宇宙論的神の概念と米国アマスト大学で初めて獲得された贖罪信仰(十字架のキリスト),この二つの中心思想がどのように交わり,内村の壮年期のキリスト教思想を形成しているか,さらに,この思想がどのようにして晩年の再臨思想(終末論)へと発展してい...
書籍の詳細へ
ヒトの生命と人間の尊厳

ヒトの生命と人間の尊厳

高橋隆雄
定価 3,000 円 (税別)
生殖医療・遺伝子改変等の広範な領域におけるキーコンセプトとしての「ヒト胚の道徳的地位」,種々の宣言等で使用されながら意味が曖昧な「人間の尊厳」を多角的に考察する。
書籍の詳細へ
ヴィルヘルム・ディルタイ

ヴィルヘルム・ディルタイ

鏑木政彦
定価 4,700 円 (税別)
 「謎の老人」とよばれた19世紀ドイツの哲学者,ディルタイ。本書は,その思想の発展を初期から晩年に至るまで,哲学のみならず歴史学や心理学などを念頭において考察する。細分化する研究状況に抗して,ディルタイの全体像を描き,その時代に迫る。
書籍の詳細へ
フレーゲの論理哲学

フレーゲの論理哲学

田畑博敏
定価 6,200 円 (税別)

 本書は「論理学は数学の青年時代であり,数学は論理学の壮年時代である」ということを実証しようとしたフレーゲの栄光と挫折を追跡し,この論理主義の主張が部分的に正しいことを,実際に論理学から算術を導出することによって確認する。


 

書籍の詳細へ
ケア論の射程

ケア論の射程

中山 將・高橋隆雄 編
定価 3,000 円 (税別)
 「ケアからキュアへ」が象徴するように,現代においてケアは医療や福祉の領域で重要な位置を占めつつある。また,80年代初頭での「ケアの倫理」の登場以来,倫理学の領域でもケアに関する議論が盛んである。本論集では,哲学,倫理学,日本思想,社会学,看護学の立場から,ケアについての原理的な事柄と制度的問題とを連関させつつ論ずることで,現代におけるケア論を展望してみた。
書籍の詳細へ
環境科学へのアプローチ

環境科学へのアプローチ

長崎大学文化環境/環境政策研究会 編
定価 2,800 円 (税別)
 環境問題に関心を抱き,環境科学に興味を持つ人びとを環境科学へいざない,その全体像を把握してもらうと同時に,ともに同じ途を歩む者として互いに問題を共有し,そこから「環境問題」の解決を目指す,新たなる「環境科学」という学問の真の確立をともに模索することが本書を編集した目的である。多くの人びと,とりわけこれから社会を担っていく若い世代の人びとが「環境科学」という新たな学問の創造のために参集し,われわれとともに同じ途を歩みながら,学問創造の歓びをともにしてくれることに大きな期待を抱いている。 &nb...
書籍の詳細へ
自己決定の時代の倫理学

自己決定の時代の倫理学

高橋隆雄
定価 4,200 円 (税別)
 本書ではデータ解析にもとづく倫理学の理論の概要を述べるとともに,総計6,000名にのぼる高校生等への意識調査の結果を踏まえた,自己決定の時代の現状分析を行っている。現状分析の内容は,マスコミによるイメージ操作の検証,個人主義的自由主義の原理であるミルの原理の受容状況や問題点,いじめの分析,他者概念の検討,大人と子供の境界の曖昧化現象の考察等であるが,それらを貫く縦糸は「自己決定」,「自由」である。また現代は,生命や環境,情報といった領域で,社会のレベルでも自己決定する必要に迫られている。本書の...
書籍の詳細へ
学術図書刊行助成

お勧めBOOKS

木質昆虫学序説

木質昆虫学序説

本書は従来、森林保護学(<林学)、果樹害虫学(<農学)、木材保存学(...

詳細へ

福原麟太郎著作目録

福原麟太郎著作目録

この頃では,福原麟太郎(1894-1981)の名を知る人は少なくなった.およそ2...

詳細へ

麻生太吉日記 第一巻

麻生太吉日記 第一巻

麻生太吉(1857(安政4)年~1933(昭和8)年)は筑豊で家業である農業に次...

詳細へ

九州大学出版会

〒814-0001
福岡県福岡市早良区百道浜3-8-34
九州大学産学官連携イノベーション
プラザ305
電話(092)833-9150
FAX(092)833-9160
E-mail : info@kup.or.jp

このページの上部へ