書籍一覧

A Grammar of Irabu

A Grammar of Irabu

下地理則
定価 10,000 円 (税別)
本書は,南琉球宮古伊良部島方言(沖縄県宮古島市)を体系的・包括的に記述した文法書である。消滅の危機にあるこの言語の構造と体系は,すべての言語学者を惹きつける魅力にあふれている。子音が母音のように,母音が子音のようにふるまう複雑な音節構造。フット構造をベースとしたトーンの交替が生み出す韻律システム。「語とは何か」を考えるきっかけを与えてくれる音韻論と形態論のミスマッチ。人称と数では十分に記述できない代名詞体系。複数の品詞を縦横無尽にまたぐ複雑怪奇な「形容詞」。節のアスペクトをも標示する格標識。情報...
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老いる経験の民族誌

老いる経験の民族誌

後藤晴子
定価 3,800 円 (税別)
人は誰でも老いてゆく   。南島で暮らす人びとの老いるという経験を、衰えゆく身体との対峙、人生の語り方、親しき他人や死者との付き合いのあり様を通して探る。「老い」と「死」の諸相をめぐるエイジング論の新地平。
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移民とドイツ社会をつなぐ教育支援

移民とドイツ社会をつなぐ教育支援

伊藤亜希子
定価 4,200 円 (税別)
異なる文化的背景を持つ他者にどのように向き合い、そして共に生きていくのか。本書は、多文化社会ドイツにおける移民家庭への教育支援を事例に、教育支援がいかに移民とドイツ社会をつなごうとしているのか、またつなぐ契機となっているのかに注目し、異文化間教育の視点から考察したものである。移民がもたらした多文化社会という現実に、異文化間教育学の理論、移民の統合に関わる政策、そして教育支援の実践はいかに向き合ってきたのか。ノルトライン・ヴェストファーレン州における地域移民支援機関(RAA)に注目し、文献研究とフ...
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舞台芸術マネジメント論

舞台芸術マネジメント論

志村聖子
定価 3,200 円 (税別)
音楽や舞踊、演劇に代表される舞台芸術は、アーティスト(演奏家)と聴衆が「その時間」「その場」を共有するという点で、他の芸術とは異なる運営上の特色や難しさを有している。本書は、舞台芸術の中でも特に音楽に焦点をあて、「芸術」(art)概念が変化した現代において、その魅力を、より多くの(かつ多様な)聴衆といかに共有できるかという観点から、人的体制のあり方や、運営を担うマネジメント人材の育成のしくみ作りについて、具体例をもとに論じる。コンサート(音楽祭、プロジェクトなど)の効果的な運営のあり方や、望まし...
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On Weak-Phases

On Weak-Phases

大塚知昇
定価6,000円(税別)
本書は、生成文法のミニマリストプログラムにおけるフェイズ理論の理論的問題点を指摘し解決することにより、フェイズ理論のさらなる発展に貢献するものである。生成文法は、人間の持つ言語機能の本質を見極め人間言語における普遍文法の特性を解明するという目標のもとに進展を続け、現在ミニマリストプログラムと呼ばれる研究局面に至っている。特に2000年代から現在にかけては、文の派生をフェイズという単位ごとに分割するフェイズ理論のもと、更なる革新的な発展が得られてきた。しかしながら、現行のFeature-Inher...
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魯迅

魯迅

秋吉 收
定価 5,800 円 (税別)
「芸術的完成さでは魯迅のあらゆる作品中で第一位を占める」(竹内好『魯迅入門』)。この言葉に象徴されるように、散文詩集『野草』は中国近代文学史上最高の文学者たる魯迅の最高傑作として称えられてきた。本書はこの作品集を中心に、全く新たな観点から魯迅の文学を捉え直すことを試みる。例えば、タイトルの『野草(Ye-cao)』は日本語訳としても同じく『野草』とされてきたが、よりふさわしい日本語訳として初めて"雑草"を提起する。高潔で凜とした"野草"のイメージに反して、魯迅自身は実際にはそこに日本語"雑草"の大...
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麻生太吉日記 第五巻

麻生太吉日記 第五巻

麻生太吉日記編纂委員会 編
定価 10,000 円 (税別)
1932(昭和7)年から1933(昭和8)年までの日記。満州事変を契機に日本が国際社会から孤立を深めるこの時期,太吉も電力連盟や九州石炭鉱業懇話会の設立など,経済の統制化に関わらざるを得なくなる。セメント事業への本格参入の足掛かりとなる産業セメント鉄道の設立後に病臥し,12月8日永眠。享年77歳。

この第五巻には,太吉生涯の年譜・参考文献・詳細な総索引も収録した。

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レコンキスタと国家形成

レコンキスタと国家形成

阿部俊大
定価:6,400円(税別)
レコンキスタ  800年に渡るイスラームとの接触と対峙  は,スペインの政治と社会にどのような性格を与えたのか。19世紀末からの,スペイン学界,またフランス学界や英米学界における中世スペイン史の研究動向を網羅的・批判的に検討し,レコンキスタが最も激しさを増した12世紀を中心に,「グレゴリウス改革の影響」「王権と司教座」「王権と騎士修道会」「教会領主と農民」「教会とイスラーム教徒住民」など,多様な論点から史料に基づいて解き明かす。中世のスペインでは,アストゥリアス王国やその後身のカスティーリャ・レ...
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韻文訳 妖精の女王

韻文訳 妖精の女王

エドマンド・スペンサー/福田昇八 訳
定価 30,000円(税別)
原作はシェイクスピアと同時代に、詩人エドマンド・スペンサーによってエリザベス1世に捧げられた長編叙事詩で、質量ともに英文学の最高峰を誇る。全6巻と断篇からなり、アーサー王物語を題材に、妖精国女王の命を受けた遍歴の騎士たちが、貴婦人や魔女、魔術師、竜や怪獣などをめぐり数々の冒険を繰り広げる騎士道物語であり、当時の情勢(政治・宗教)を盛り込みつつ、それぞれの騎士が体現する人間の徳の姿を示す寓意物語である。本書はこれまでに二度『妖精の女王』散文訳に携わった訳者の知見を生かし、従来行われてきた意味重視の...
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第3版 家族社会学

第3版 家族社会学

木下謙治 監修/園井ゆり・浅利 宙 編
定価 2,000 円 (税別)
戦後以降,日本において主要な家族形態として存続してきた,夫婦と未婚の子からなる核家族  いわゆる(20世紀型)近代家族  が今日,行きづまりをみせている。本書は,近代家族における家族機能上の問題と家族形態上の変化を多角的に分析すべく,2001年初版,2008年新版刊行の『家族社会学  基礎と応用  』に全面的な修正補完を加えたものである。従来の版と同様,基礎編と応用編の2部構成とし,基礎編では家族社会学が対象とする学問領域および学問的意義を,家族社会学の基礎理論に基づきながら平明に解説した。応用...
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学術図書刊行助成

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