書籍一覧

Eugenics in Japan (日本の優生学)

Eugenics in Japan (日本の優生学)

カレン・J・シャフナー 編著
定価 2,800 円 (税別)
優生学は近代生物学の生成過程で誕生し,不幸にもナチス・ドイツに利用され,一つの極端な形で現実化する。我が国においても,明治維新以来,富 国強兵に役立つ欧米の近代科学や思想が導入され,独自の優生政策として結実した。ハンセン病患者隔離政策はその一例であり,1990年代に至るまで法的強 制力をもって実施されてきた。本書は,我が国における優生学思想の沿革と政策化の過程を欧米各国のそれと比較しながら解明するものである。 日本人読者にも分かりやすい平易な英文で叙述されているほか,重要項目(人名・文献名・法案...
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メディア文化と相互イメージ形成 [新装版]

メディア文化と相互イメージ形成 [新装版]

大野 俊 編
定価 1,800 円 (税別)
日本のアニメや漫画,韓国のテレビドラマに代表される大衆文化の越境現象が,東アジアでは広範にみられる。その一方で,インターネット掲示板やブログの世 界では,歴史問題や領土問題などを契機に,隣国バッシングの「ネット・ナショナリズム」が高まる。グローバリゼーション時代の文化のボーダーレス化が,と りわけ日本・中国・韓国で相互の国のイメージや国民の親近感の改善に必ずしも寄与していない現状をどうみるべきなのか。本書では,日中韓3カ国の研究者 が,メディア文化の発展に伴って深まる日中韓の市民の理解と誤解とい...
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島嶼地域の新たな展望

島嶼地域の新たな展望

藤田陽子・渡久地 健・かりまたしげひさ 編
定価 3,600 円 (税別)
沖縄や太平洋島嶼地域に代表される小島嶼地域は,大国のスタンダードによるグローバリゼーションの中で常に世界の「周縁」に置かれてきた。しかし今,島々の個性と多様性が再評価され始めており,これらを通して島嶼地域の存在感を示すことによって「中心」へと躍り出ることのできる時代へと移行しつつある。本書では,沖縄や太平洋島嶼地域が抱える諸問題を解決し,未来の展望を切り拓くための具体的な方策を提言すべく,様々な分野の専門家が多角的にアプローチすることによって「新しい島嶼学」の構築を試みる。琉球大学国際沖縄研究所...
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絆の環境設計

絆の環境設計

土居義岳 編
定価 1,800 円 (税別)
東日本大震災以降,日本では絆という言葉が流行り言葉のようにもてはやされるようになった。しかし,この言葉に込められた本当の意味をわたしたちはどれだけ理解しているだろうか。被災者と復興ボランティアの絆,近世の天皇と町人の絆,建築家と施主・施設利用者の絆,作曲家と聴衆の絆,地域の教会と信徒の絆など,古今東西の事例から絆の果たしてきた役割とこれからのあり様を考える。
九州大学芸術工学研究院の環境設計学科の教員たちによる市民講座の講義録。
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フィリピンの価値教育

フィリピンの価値教育

長濱博文
定価 4,000 円 (税別)
近代国家としての成立過程で苦難の歴史を経験し,多民族・多宗教国家でもあるフィリピンにおいて,望ましい国民像の創成のために導入された価値教育(日本の道徳教育に相当)。本書はマニラ首都圏やミンダナオ・ムスリム圏などフィリピン各地の教育現場における現地調査をもとに,価値教育の沿革と成果そして課題について,地域性と宗教の観点から比較分析したものである。
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呂太后期の権力構造

呂太后期の権力構造

郭 茵
定価 3,600 円 (税別)
前195年,中国史の礎を築いた漢王朝の劉邦没す。その後に生じた皇帝未亡人呂太后とその一族と,劉氏一族・家臣団の間に生じた権力闘争とその結末として起きた「諸呂の乱」の真相とその背景を,史書を徹底的に読み込むことで解明する。書き換えられた漢帝国初期の歴史がいま甦る。
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朝鮮中近世の公文書と国家

朝鮮中近世の公文書と国家

川西裕也
定価 3,800 円 (税別)
朝鮮中近世(おおむね高麗・朝鮮時代に相当/10世紀初から19世紀末)における重大な変革期のひとつとして,高麗が事元(モンゴルへの藩属)した13世紀半ばから,朝鮮王朝の基礎が整えられる15世紀初までの期間が挙げられる。「高麗事元期」「朝鮮初期」と称されるこの時期には,王氏高麗から李氏朝鮮への易姓革命が起こり,政治・社会・文化の各方面で深甚な変化が生じている。この影響は,当然,文書制度にも及んでおり,文書の有する様々な要素が大きく変貌を遂げた。このように,高麗事元期から朝鮮初期にいたる約二百年間は,...
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〈領域化〉する空間

〈領域化〉する空間

滝波章弘
定価 5,400 円 (税別)
空間を境界づけ,場所を特徴づけるという意味での〈領域化〉と,多彩な風土や多様な人々という意味での「多文化」との関係を,パリの場末界隈や郊外団地,南仏プロヴァンス地方の農村やラングドック地方の港町,そしてフランス・オートサヴォワからスイス・ジュネーヴにかけてのジュヌヴォワの国境間地域を対象に,対話や出来事を重視するフィールドワーク,および図像分析や計量分析を組み込んだテクスト分析で明らかにする。そして,あまり知られていないフランスとその周辺地域の様相を関係的,動態的,多角的な視点で捉える。
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複眼の景観

複眼の景観

萩島 哲
定価 5,600 円 (税別)
日本で紹介されることがなかったベルナルド・ベロット(1722~1780)の主要な景観画を網羅的系統的に収集し,その実景を訪ね,景観デザインの観点から整理するという新しい試みを実現している。まず,ベロットが辿った当時のヨーロッパの首都,フィレンツェ,ヴェネツィア,トリノなどの北イタリアからドレスデン,ウィーン,ミュンヘン,ワルシャワの足跡を逐一渉猟し,図版によって109点の実景を詳細に紹介している。また,ベロットは後期になるにつれて,その構図の関心がパノラマ的なマクロと都市景観に移り,複数の視点場...
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Legal Informatics, Economic Science and Mathematical Research

Legal Informatics, Economic Science and Mathematical Research

北原宗律,クリス・チェルカフスキ 編
定価 5,000 円 (税別)
広島修道大学経済科学部教員が中心となって取り組んできた,経済科学という新しい学問的立場から社会システムの諸問題の解決に取り組んだ研究成果。経済学,応用情報学,システム科学,数学など多岐に亘る研究分野から,新規の研究方法,理論や政策の提案を行う。
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