社会科学社会・民俗・風習

「山の教会」・「海の教会」の誕生

「山の教会」・「海の教会」の誕生

叶堂隆三
定価 3,800 円 (税別)
幕末から高度経済成長期の直前まで、藩や国の開拓政策により長崎県内外に開拓移住した信徒たちは、移住先で次々と教会を建設してきた。わずかな世帯が民家御堂・仮教会を経てこしらえた「山の教会」、外国修道会の主導で海上交通の拠点につくられた半島や島嶼の「海の教会」、日本で最初の邦人司教の意向と信徒の思いがぶつかりあう中で設立された町の教会、長崎県外の移住地に国の補助金で建設された教会も存在する。長崎県内の教会建設に関しては、大工の棟梁である鉄川与助の尽力がよく知られるが、同時に、開拓移住した信徒自身の教会...
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エ・クウォス

エ・クウォス

橋本栄莉
定価 5,200 円 (税別)
南スーダンについて長年にわたる内戦の末、2011年、南スーダンは悲願であった独立を達成した。しかし、さまざまな機関による平和構築や開発支援もむなしく、独立後には各地では武力衝突が相次ぎ、新国家はふたたび内戦状態へと陥った。予言者についてスーダン地域の政治軍事情勢と密接にかかわりあってきたのは、地域社会に存在する「予言者」をはじめとする宗教的職能者たちである。彼らは、時代の権力者に「魔術師」や「呪医」などとみなされ迫害されながらも、地域社会の平和を構築しようと試み、時として人々を紛争へと動員してい...
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ピア・パワー

ピア・パワー

パトリシア・A. アドラー&ピーター・アドラー/住田正樹 監訳
定価 4,000 円 (税別)
友情と忠誠心、友達からの人気とグループ内の序列。リーダーの支配と取り巻きの追従、いじめられた子どもの悲哀。互いに反発し距離を取りながらもやがては魅かれゆく少年と少女...。 戸惑い揺れ動きながらも、仲間集団を通して成長していく、著者夫妻自らの子を含む子どもたちの姿を、8年間に及ぶ調査観察により解き明かした、子ども社会学不朽の名著、待望の翻訳。
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コラボラキャンパスネットワーク

コラボラキャンパスネットワーク

北九州市立大学 監修/廣渡栄寿 編
定価 1,800 円 (税別)
本書は北九州市立大学といくつかのNPO団体が協働して取り組んでいる、多世代交流や地域づくりに関する活動を紹介するものである。コラボラキャンパスネットワークでは、北九州市立大学のキャンパスを拠点として、子どもたちを中心にその保護者や地域の方々、学生たちが交流しながら継続的に活動を行っている。このことは多くの人たちが多様な価値観を認め合い、居心地の良い空間を作り出そうと努力してきた賜物であり、大学とそれぞれのNPO団体が対等の立場で話し合いながら協働事業をコーディネートしてきたからこそである。コラボ...
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森林親和運動としての木育

森林親和運動としての木育

田口浩継
定価 5,200 円 (税別)
産業構造の変化や木の代替物の出現などにより、木の持つ価値や森林の果たす役割の大切さへの関心が失われ、森林と日本人との関係がかつてないほど遠のいてしまった時代を経て、現在は木や森林が我々の生活にもたらす豊かさが再認識されつつある。本書はそんな時代背景のなか、先進地熊本で実践されている「木育」を紹介するものである。著者らは2007年に任意団体「熊本ものづくり塾」を設立し、さまざまな木育イベントを年間2万人に提供しているほか、木育を担う人材の養成講座を開催し、これまで1,600名余の木育推進員を輩出し...
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中世、ロワール川のほとりで聖者たちと。

中世、ロワール川のほとりで聖者たちと。

宮松浩憲 訳
定価3,800円(税別)
本書は、フランスの中世社会においてキリスト教がどのように浸透していったのか、を読者と一緒に学ぶために編まれたものである。ここでは、中世の人々が日々目撃していた聖者やその聖遺物が起こす奇蹟に注目し、聖者文学のなかでも特に伝記と奇蹟譚を選び、その邦訳を試みた。歴史学者である訳者が専門とするロワール川流域において、4世紀から12世紀にかけて活躍した7名の聖者が取り上げられており、通読すれば、800年の間における人々の日常生活や信仰、聖者文学の様式や内容の変遷なども分かるように構成されている。何編もの聖...
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老いる経験の民族誌

老いる経験の民族誌

後藤晴子
定価 3,800 円 (税別)
人は誰でも老いてゆく   。南島で暮らす人びとの老いるという経験を、衰えゆく身体との対峙、人生の語り方、親しき他人や死者との付き合いのあり様を通して探る。「老い」と「死」の諸相をめぐるエイジング論の新地平。
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第3版 家族社会学

第3版 家族社会学

木下謙治 監修/園井ゆり・浅利 宙 編
定価 2,000 円 (税別)
戦後以降,日本において主要な家族形態として存続してきた,夫婦と未婚の子からなる核家族  いわゆる(20世紀型)近代家族  が今日,行きづまりをみせている。本書は,近代家族における家族機能上の問題と家族形態上の変化を多角的に分析すべく,2001年初版,2008年新版刊行の『家族社会学  基礎と応用  』に全面的な修正補完を加えたものである。従来の版と同様,基礎編と応用編の2部構成とし,基礎編では家族社会学が対象とする学問領域および学問的意義を,家族社会学の基礎理論に基づきながら平明に解説した。応用...
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アフリカの老人

アフリカの老人

田川 玄・慶田勝彦・花渕馨也 編
定価 3,000 円 (税別)
アフリカでは人はいかに老いていくのか。アフリカをこよなく愛する文化人類学者たちが、 エチオピア,ケニア,マダガスカル,コモロ諸島,南アフリカの老人たちの多様な姿を長年にわたるフィールドワークにより描き出す比較民族誌。地球規模の高齢化が叫ばれるなかで,老いることの価値と目標を問い直す。各フィールドで撮影された老人たちや儀礼の写真を多数収録。
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デモクラシーという作法

デモクラシーという作法

神原ゆうこ
定価 4,500 円 (税別)
1989年に社会主義からの体制転換を経験し、現在はEU加盟国となっているスロヴァキア共和国では、2000年代以降、EUを基準とした地方自治や市民参加のルール作りが進められてきている。体制転換以降、デモクラシーという「作法」に自らを適応させながら行われてきた市民活動は、コミュニティ内のモラリティを活用しつつ、人々の政治的な価値観に静かな変容をもたらしてきた。本書は、そのような状況下における西部国境地域の村落におけるアソシエーション活動への参与観察と、人々へのライフヒストリーの聞き取りから得られたデ...
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