保険学における一般性と特殊性

著者名
小川浩昭
価格
定価 6,000 円 (税別)
ISBN
978-4-7985-0156-7
仕様
A5判 上製 316頁 C3033
発行年
2015年3月
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内容紹介

リスク社会という言葉が違和感なく受け入れられている現代社会においては,リスクへの最有力な対応手段である保険をめぐる研究が盛んになってよいにもかかわらず,そうなっていない。保険学の研究が停滞しているのは,従来の保険学に対する批判から,保険学離れが生じているためではないだろうか。
そこで本書では,漫然と従来の保険学とされてきたわが国の伝統的保険学の形成過程を考察し,それがいかなるものであるかを明らかにする。そして,それに対する批判として保険学の現状を把握し,保険学の再生の道を探る。

目次

 はしがき
 
第1章 戦前の保険研究の動向
 
 1. 問題意識
 2. 保険学の歩み
 3. 戦前のテキスト
 4. パターン化した考察
 
第2章 戦後初期の保険研究の動向
 
 1. 問題意識
 2. 戦後初期のテキスト
 3. パターン化した考察
 
第3章 保険本質論研究の動向
 
 1. 問題意識
 2. 戦前の文献の保険本質論
 3. 戦後初期の文献の保険本質論
 4. 保険本質論の文献
 5. 先行研究としての保険学説
 6. 独自の保険学説
 7. 保険学説名の精査
 
第4章 伝統的保険学の形成
 
 1. 問題意識
 2. チェック項目の設定
 3. 分析結果
 4. 保険原理と二大原則
 5. 二大原則の定着
 6. 二大原則的把握の原点
 7. 二大原則の確立と伝統的保険学の形成
 
第5章 伝統的保険学への批判
 
 1. 問題意識
 2. 伝統的保険学批判の流れ
 3. 日本保険学会の動向
 4. 戦後初期以降の保険研究
 5. 伝統的保険学への批判とテキスト
 
第6章 保険学の現状
 
 1. 問題意識
 2. 保険教育の状況
 3. 保険に関連する学会の動向
 4. 自由化と学問
 5. 隣接科学の動向
 6. 保険学の現状
 
第7章 保険学の課題
 
 参考文献
 
 初出一覧
 
 事項索引
 
 人名索引
 
 学説名索引
 
 機関名索引

著者紹介

小川浩昭(おがわ ひろあき)
1960年 東京都生まれ
1982年 日本大学商学部卒業
1982年 日産火災海上保険株式会社入社
1995年 九州大学客員助教授
    (日産火災社を休職して出向,1997年まで)
2000年 西南学院大学商学部助教授
2005年 西南学院大学商学部教授
2011年 九州大学博士(経済学)
2013年 西南学院大学商学部長
主な業績
現代保険学 伝統的保険学の再評価』九州大学出版会,2008年
『保険事業のイノベーション―商品開発・事業展開と経営革新』慶應義塾
 大学出版会,2008年(共著)
『経営危機管理論』三恵社,2013年(共著)など。

学術図書刊行助成

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