社会科学

「自ら学ぶ大学」の秘密

「自ら学ぶ大学」の秘密

北九州市立大学 監修/眞鍋和博
定価 1,980円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,地域におけるこれからの大学のあり方について,北九州市立大学の地域創生学群をはじめとした取り組みを中心にまとめたものである。学生と教員が地域の「日常」を経験し続けながら,諸課題の解決に地域の方々と共に取り組んでいく姿は,少子高齢化に突入した時代の地域運営のモデルとなるだろう。大学教育が転換期を迎える中,本学の取り組みが近未来の大学像となることを期待したい。 (さらに…)
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New Solutions in Legal Informatics, Economic Sciences and Mathematics

New Solutions in Legal Informatics, Economic Sciences and Mathematics

北原宗律,岡村和明 編
定価 5,500円(税率10%時の消費税相当額を含む)
広島修道大学経済科学部教員が中心となって取り組んできた,経済科学という新しい学問的立場から社会システムの諸問題の解決に取り組んだ研究成果。経済学,応用情報学,システム科学,数学など多岐に亘る研究分野から,新規の研究方法,理論や政策の提案を行う。 (さらに…)
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後に続く女性たちへ

後に続く女性たちへ

秋枝蕭子 語り/森 邦昭・鈴木有美 編
定価 1,980円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は、秋枝蕭子・福岡女子大学名誉教授の「後に続く女性たち」に向けたメッセージをお届けするものです。秋枝先生の語り口は、とてもソフトで気遣いにあふれていますが、同時に視点の鋭さと率直さが大きな特徴になっています。それはおそらく、秋枝先生が男女平等の実現をめざして、その先頭に立って数多くの経験を積んでこられた結果ではないかと思います。本書では、そのような秋枝先生の語り口を、可能なかぎり読者の皆様にお伝えしたいという思いで編集に当たりました。皆様が本書を読み進めていく中で、秋枝先生のお話を直にお聞き...
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保険学における一般性と特殊性

保険学における一般性と特殊性

小川浩昭
定価 6,600円(税率10%時の消費税相当額を含む)
リスク社会という言葉が違和感なく受け入れられている現代社会においては,リスクへの最有力な対応手段である保険をめぐる研究が盛んになってよいにもかかわらず,そうなっていない。保険学の研究が停滞しているのは,従来の保険学に対する批判から,保険学離れが生じているためではないだろうか。そこで本書では,漫然と従来の保険学とされてきたわが国の伝統的保険学の形成過程を考察し,それがいかなるものであるかを明らかにする。そして,それに対する批判として保険学の現状を把握し,保険学の再生の道を探る。 (さらに&hell...
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Mahalla and its Educational Role

Mahalla and its Educational Role

河野明日香
定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
2010年9月に刊行された『「教育」する共同体  ウズベキスタンにおける国民形成と地域社会教育』の英訳書。ソ連からの独立後にウズベキスタンで復活した,イスラームの伝統に則った地域共同体=マハッラ。新国家建設に際してマハッラが果たす役割と課題を,法令,公文書,フィールドワークから探る。具体的には,帝政ロシア以前から現在までのマハッラとその教育的側面の歴史的変遷を明らかにするとともに、独立後のマハッラの構造と教育的活動の実態を社会教育学における地域教育活動の観点から解明する。また、マハッラでの子ども...
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総合知の地平

総合知の地平

熊本県立大学総合管理学会 編
定価 4,840円(税率10%時の消費税相当額を含む)
近年、少子高齢化やグローバル化、情報化の急速な進展に伴い、地域社会の抱える課題もますます複雑・多様化している。このような中、既存の学問分野の枠を超えた総合知としての学問はますますその重要性を増していると言ってよい。熊本県立大学総合管理学部は、創立以来20年に渡り、様々な角度から総合知を探究してきた。本書は、同学部20周年を記念し、これまでに行ってきた総合的教育・研究の成果を世に問うものである。 (さらに…)
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ファミリー・ソーシャルワークの理論と技法

ファミリー・ソーシャルワークの理論と技法

大下由美・小川全夫・加茂 陽 編
定価 4,620円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,人と社会が差異の相互循環過程で生成するという生成的社会論を支援論の基礎理論とし,体系的な差異の生成技法とその効果の測定法を示すことを通して,新たなファミリー・ソーシャルワーク・モデルを提唱するものである。児童・高齢者福祉,看護などの家族支援が重要視される諸分野において,洗練された実践とその効果測定法が示され,本モデルの有用性が明らかにされる。ソーシャルワーク関連の研究者・臨床家のみならず,家族支援に携わるすべての人々が,本書から新しい次元の実践的知識を得られるだろう。 (さらに&hell...
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地方交付税制度の運用と展開

地方交付税制度の運用と展開

大塚 勲
定価 5,940円(税率10%時の消費税相当額を含む)
日本と諸外国の地方制度の違いは地方交付税制度が存在するシステムと存在しないシステムの違いと言っても過言ではない。しかも,この制度は国の財政とも密接に連携してきた。本書は戦後半世紀あまりを対象に,基準財政需要額の算定を明らかにすることで,法体系に基づく地方制度の構造とその構造変化を解明している。さらに政府部門の大転換点であった70年代の構造変化を地方制度の視点から詳述した。この意味で本書は財政構造を解明する書であり,歴史の真実を明らかにする書でもある。 (さらに…)
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子ども社会学の現在

子ども社会学の現在

住田正樹
定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
社会の急激な変化に伴って子どもの問題行動も多様化し、複雑化し、また大人の理解を越えるような問題行動も見られるようになった。本書は、「いじめ」をはじめとする子どもの問題行動と、その対応策としての集団活動の有効性を実証し、また子どもの発達にとっての居場所の存在の重要性を明らかにするとともに、親の問題としては育児不安を取り上げて克明に分析し、現代の混沌とした社会において子どもおよび子どもに関わる諸問題を社会学的方法によって研究していくことの意義と課題について考察したものである。 (さらに&hellip...
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学生サポート大作戦

学生サポート大作戦

北九州市立大学 監修/田部井世志子・生田カツエ 編
定価 1,980円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,大学全入時代の中で多様な学生が入学してくる現在,北九州市立大学で行なっている学生支援について,その仕組み作りから実践までの実態を,北方キャン パスでの取り組みを中心に記録したものである。学生サポート委員会の立ち上げ,学生プラザの創設,早期支援システムの構築,学生相談室の開設といったハー ド・ソフト両面の整備から,それら制度の中で日常的に行なわれている学生相談や保証人(保護者等)への対応の詳細まで,実際に使用している文書や資料等を 掲載し,解説している。また本書は,日々悩み悪戦苦闘しながら...
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学術図書刊行助成

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