Modern Economic Sciences on Environment, Growth and Information

Modern Economic Sciences on Environment, Growth and Information

太田耕史郎・塗師本彩・田神慶士 編
定価 5,500円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は情報科学等の現代的諸科学を大幅に取り入れ、コンピュータ・シミュレーションの技法等を用いて実際の社会・環境・経営等を含む経済現象を分析することを試みる学問として「経済科学」を定義し、その立場から社会システムの諸問題の解決に取り組む研究成果シリーズの第16巻である。特に環境問題や経済成長といった今日的課題や、情報技術・数理の高度な課題について最新の研究成果がまとめられていることに本巻の特徴がある。 第1章:農地に関する業務を担当する横浜市職員の政策ネットワークを明らかにする。人口が最も多い市で...
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内村鑑三 再臨の風景

内村鑑三 再臨の風景

小林孝𠮷
定価 5,940円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は、日本近代の無教会信仰者、伝道者である内村鑑三のキリスト教思想、その福音の中心にして、旧新約聖書の奥義となる「再臨信仰」に関する研究である。それはまた、戦争と混沌の時代のなかで、旧約の風前の籾殻(もみがら)の如くに生きる、人の救済への途をたどる文学・批評的な再臨論でもある。 プロローグには、旧約学者・関根清三『旧約における超越と象徴』との対話を置き、大江健三郎『燃えあがる緑の木』とともに、人生の懐疑と旧約の森、そこに垣間見える再臨宇宙を論じた。以下、ドストエフスキー文学におけるスタヴローギ...
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「専売建築」と妻木頼黄

「専売建築」と妻木頼黄

西山雄大
定価 7,480円(税率10%時の消費税相当額を含む)
明治期に活躍した官僚建築家である妻木頼黄(つまきよりなか)(1859–1916)は、当時の本邦建築界の中心的存在だった辰野金吾(1854–1919)に対峙した存在として知られている。英国流の辰野に対する独逸流の妻木、辰野の日本銀行本店本館(1896)に対する妻木の横浜正金銀行本店本館(1904)など、両者を巡る対置的な図式の中心軸にあったのは、帝国議事堂の設計案をどのように選定するかという命題だった。そのため既往研究の多くでは、妻木が明治20年代末以降に主導した大蔵省傘下の営繕組織の系譜や官庁営...
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学術図書刊行助成

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