社会科学 経済・経営
経済成長の決定要因
- 定価 2,640円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,経済成長の実証分析に関するものである。本書は3つの章から構成されている。まず,第1章では,1965年以降の約100カ国における1965年以降の経済成長に関する実証分析を行い,経済成長の要因を探求している。第2章では,経済成長と民主主義に関する実証分析が行われている。最後の第3章では,インフレと経済成長の関連が実証的に検討されている。 (さらに…)
韓国型資本主義の解明
- 定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,韓国の文化人類学者達が自国の通貨危機を解明するため,経済と儒教文化の結合関係を分析したものである。反資本主義的な韓国的儒教文化(ソフト・インフラ)の上での経済発展の実現,政経癒着,財閥の行動,庶民と財閥の関係などが,なぜなのかを示してくれる。経済分析における文化的視角の重要性を強調すると共に,東西の韓国経済論,東アジア経済論に真っ向から挑戦した,刺激的な一書である。 (さらに…)
Excelによる自治体財政診断
- 定価 2,090円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,Excelを中心としたコンピュータ処理により,地方財政を目に見える形に具体化しようとしており,初心者でも取り組める内容となっている。データ入力,グラフ化,あるいは予測などについて簡潔に述べ,利便性を考慮している。歳入歳出分析では,自治体財政分析の基本的な手順を指標やグラフで示すことを展開し,債務償還のシミュレーション,自治体の決算情報を企業会計ベースへ読み替える問題を取り上げて,地方自治体の財政と地域経済との関連を調べている。 (さらに…)
政策分析2000
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
日本経済を構成する各個別領域でいま生じつつある変化と,それに伴う政策的課題を確定し,21世紀の日本経済が直面する諸課題に対して多角的・総合的な評価を加える。九州大学大学院経済学研究院において組織された「政策評価研究会」による研究成果の第1集。 (さらに…)
観光経済学の基礎
- 定価 2,750円(税率10%時の消費税相当額を含む)
「観光経済学」あるいは「観光産業」と言われている領域 で問題となっている様々な事柄・様相を取り扱い,観光経 済学の形成のために準備的な作業をなしている。観光活動 に関わろうとする者や観光経済学を学ぼうとする者に,何 がポイントで,それをいかに学ぶべきかを道案内するテキ スト的な意味を持っている。わが国では希少価値のある書 と言える。 (さらに…)
複雑系による経済モデル分析
- 定価 3,300円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は複雑系の理論を経済システム分析に応用する基本的 手法について論じたものであり,フラクタル,カオス,遺 伝的アルゴリズム,ニューロダイナミックスなどのほか, ファジイ推論システムにおける複雑系の応用についても述 べている。これまでの著者の研究に基づく理論的な新規性 のほかに,経済系の応用問題として,例えば経営計画の策 定,株価や需要の予測,不均衡経済モデルなど,多くとりあげている。研究書としての 利用のほかに,大学院生のための入門的なテキストとしても活用できるであろう。&nb...
欧州統合とフランス産業
- 定価 4,620円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,欧州統合史研究の空白を埋めるべく,第二次大戦後に自由主義と反ディリジスムを掲げて再建されたフランス経営者団体(CNPF)の欧州統合概念及び実際の行動を一次資料によって分析する目的をもっている。しかも,欧州統合と1960年代までのフランスの戦後過程を関連づけて,国家と産業の関係の展開について新知見が明らかにされる。 (さらに…)
現代経済の課題と分析
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,九州大学経済学部の研究陣が,大学院重点化にともなう大学全体の組織改革がおこなわれ,新たな学部教育のあり方が改めて問われる今,現代経済の取り巻く様々な問題に対して意欲的に取り組んだ研究成果。 (さらに…)
Excelによる経営データ処理[改訂版]
- 定価 1,980円(税率10%時の消費税相当額を含む)
代表的な表計算ソフトであるExcelの基本的な使い方からその応用について,例題をあげながら説明し,表計算ソフトの発想の原点である経営シミュレーションを学ぶ。 (さらに…)
イギリス資本市場の形成と機構
- 定価 6,600円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,17世紀末から第1次世界大戦までの220年にわたる,イギリス資本市場の歴史的展開を,市場形成と取引機構の点から,分析した本格的な専門書であり,金融論・金融史研究に不可欠な研究書である。市場形成の点では,国債,運河・鉄道株式市場を,取引機構の点では,証券取引のグローバル化の端緒である裁定取引ネットワークと,そして,ビッグ・バンによって変容を遂げたジョビング・システムを対象とし,現在の証券取引のグローバル化をも視野に入れて分析している。 (さらに…)