社会科学 経済・経営

現代会計の国際的動向と展望

現代会計の国際的動向と展望

津守常弘 編
定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
 近年,会計は極めて重要な歴史的転機を迎えている。EC指令を典型とするような会計規範(基準・法令)の国際的調和化という新しい現象が生じており,しかも,このような現象との関連で先進諸国における会計計算と公開制度の内容が変化しつつある。このような会計の現状を明確に把握するため,対象を先進諸国(日本,アメリカ,ドイツ,イギリス)および国際会計とし,それぞれについて,会計理論・会計制度・会計実務という3つの側面から分析を行っている。  (さらに…)
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現代のイギリス経済

現代のイギリス経済

中村靖志
定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
 イギリス経済は1980年代のサッチャー政策によって確かに蘇った。しかし,市場主義の弊害(とくに貧富の差の拡大)という社会経済問題を引き起こしている。 本書は,こうしたイギリス経済の「光」と「影」の部分を捉え,サッチャー政策の意義と限界と,その後のイギリス経済の推移を余すところなく説き明かす。 (さらに…)
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負債の定義と認識 [第2版]

負債の定義と認識 [第2版]

J.St.G.カー/徳賀芳弘 訳
定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
 本書は,これまでのところ負債概念と負債の認識規準を探求した唯一の体系的労作であり,また,一般的にも,会計上の認識問題および会計基準設定のための準拠枠構築というアプローチについて貴重な示唆を提供するものである。 (さらに…)
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現代日本メーカーの生産・物流[改訂版]

現代日本メーカーの生産・物流[改訂版]

国狭武己
定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
 本書初版は1992年10月に出版されたが,当時はバブル経済が崩壊して不況ムードが漂い,日本メーカーの海外進出・経営が厳しさを増しつつあった。そうした中で本書初版は,その意義を果たしてきた。 そして世紀の転換期を迎えた今,本書を改訂する意義は計り知れない。それは,この転換期が国際的激動の大競争時代だからである。大競争に生き残り,勝ち残っていくにはどうすべきか,日本メーカーは今や正念場にきている。本書は,生産・物流の視点から,日本メーカーの海外進出関連の経営課題を中心に,その理論的・実践的分析を試...
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法の経済学

法の経済学

T.J.ミセリ/細江守紀 監訳
定価 3,740円(税率10%時の消費税相当額を含む)
  過去20年の歴史の中で,法と経済学の分野は,最新の経済学的手法を使って,法的ルールの性質を理解し,それらのルールの改革の可能性を考えるまでになった。本書は不法行為法,契約法,財産法,訴訟などの問題をとおして最新の研究成果を提供している。
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スコットランド啓蒙研究

スコットランド啓蒙研究

小柳公洋
定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
 スコットランド啓蒙の論者達は,経済改善運動と啓蒙運動とがパラレルに展開するなかで形成されてきた近代市民社会とその未来像をどのようなイメージで理解しようとしたのか,この検討によってアダム・スミスの啓蒙における位置と彼の経済学の楽観主義の意味が明らかになる。
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ミクロ・エコノミックス

ミクロ・エコノミックス

是枝正啓・福澤勝彦・村田省三
定価 3,300円(税率10%時の消費税相当額を含む)
 本書の全体構成と分析主項目は,ミクロ経済学の伝統的テキストに依りながら,しかし,具体的内容は現代の学問水準に対応しうるよう配慮して記述された現代版のミクロ経済学である。ゲーム理論を援用する応用ミクロ経済分析への接続が考慮されている。
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ドイツ財政調整発展史

ドイツ財政調整発展史

W.レンチュ/伊東弘文 訳
定価 7,920円(税率10%時の消費税相当額を含む)
 本書は西ドイツで発展した財政調整を戦後から統一に至るまでフォローした力作である。とりわけ第二次大戦後,「富裕」州と「貧困」州の間の水平的財政調整はいかに「発見」され,どのように発展してきたか,その過程でどんな波乱があったのか,が本書のライトモティーフとなっている。
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東欧の市場経済化

東欧の市場経済化

クラフチック・マリウシュ
定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
 本書では,東欧における中央計画経済の失敗の背後にある主な要因は中央計画経済の不完全な構造に関連しているため,経済の基本的構造の改革および,中央計画経済に起因する歪みの排除が,東欧の移行経済おける経済危機の解決のためには是非とも必要であるということが論じられる。
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ケリー・ニュートンの会計政策論

ケリー・ニュートンの会計政策論

L.ケリー・ニュートン/大石桂一 訳
定価 3,850円(税率10%時の消費税相当額を含む)
 本書は,会計基準設定を計画的社会変動と捉え,イノベーション理論を採用しつつ,アメリカの会計基準設定過程を社会学的なパースペクティブから考察したものである。そのユニークなアプローチと「会計の政治家」に関する豊富な事例研究は,会計を研究する上で有効な分析視角を与えてくれる。
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学術図書刊行助成

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