ミーマーンサー研究序説

著者名
片岡 啓
価格
定価 9,400 円 (税別)
ISBN
978-4-7985-0037-9
仕様
B5判 上製 330頁 C3014
発行年
2011年1月
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内容紹介

インド六派哲学の雄にして,伝統バラモン教学の最難関たる聖典解釈学ミーマーンサー。その本質を解き明かす世界でも数少ない本格的研究書。タミルナードゥ州の伝統的学者に長く師事した新進気鋭の研究者による祭式行為論研究。第一章の序論に詳細なミーマーンサー研究史を付す。先行研究概観,シャバラとクマーリラの年代論・先行研究を詳述。散逸したクマーリラの『ブリハットティーカー』についても先行研究と関連資料を網羅。第二章の思想史研究ではバーダリからクマーリラに至るミーマーンサー学派の行為概念の発展史を詳細に跡付ける。第三章の補遺ではバーヴァナー論を論じるシャバラ註・クマーリラ復註の構成意図を分析し,最後にミーマーンサー諸論師の年代仮説を提示。これまでのミーマーンサー研究をカヴァーする詳細な参考文献リストと関連用語を検索するための懇切丁寧な索引も完備する。インド哲学研究者・仏教論理学研究者に最良の手引書。

目次

緒言
 
1 序論
  1.1 先行研究概観:行為論を中心に
  1.2 シャバラの年代
  1.3 シャバラの先行研究
  1.4 クマーリラの年代
  1.5 クマーリラの先行研究        
  1.6 本書の位置付け
 
2 思想史研究
  2.1 バーダリの行為目的説
  2.2 ジャイミニの果報目的説
  2.3 ダルマ開顕説
  2.4 シャバラのbhāvanā論
  2.5 クマーリラのbhāvanā論
  2.6 結論:ミーマーンサーにおける行為概念の発展
 
3 補遺
  3.1 シャバラ註2.1.1-4構成意図
  3.2 クマーリラ復註2.1.1-4構成意図
  3.3 ミーマーンサー諸論師の年代(仮説)
 
略号及び参考文献
 
索引

著者紹介

片岡 啓(かたおか けい)
1995年 文部省アジア諸国等派遣留学制度により南インド留学
1998年 オックスフォード大学ウルフソン校研究員
1999年 日本学術振興会特別研究員
2001年 東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻
      インド文学・インド哲学・仏教学専門分野博士課程修了,博士(文学)
2001年 東京大学東洋文化研究所助手
2003年 ペンシルヴァニア大学南アジア学科客員研究員
2004年 オーストリア科学アカデミー研究員
2005年 九州大学大学院人文科学研究院助教授(現在,准教授)

学術図書刊行助成

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