総記・一般

ドイツ映画史の基礎概念

ドイツ映画史の基礎概念

古川裕朗
定価 3,200円(税別)
戦後のドイツ人は自身の〈ホーム〉を失ったディアスポラの民であり、人々は精神的故郷を求めてさまよい、さすらった。果たして現代のドイツ映画は〈ドイツ人のディアスポラ〉という戦後のビッグ・モチーフに対していかに応答したのだろうか? 21世紀以降のドイツ映画賞受賞作のうち、「移民」「ナチ」「東西ドイツ」を扱った諸作品を異文化理解の立場から紹介・解説する本書は、現代ドイツ映画史への格好の手引書であるといえよう。あらすじ、主題、メディア論的な意味を分析考察し、2000年代から2010年代にかけて生じた作品傾...
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楽しむ初等数学

楽しむ初等数学

松田康雄
定価 2,000円(税別)
「初等数学」とは「高校数学+α」の内容で楽しむ数学である。この理念のもとに筆者の初等数学研究は始まり、高校数学の教材研究や大学入試問題の研究など、興味の赴くままに様々な研究テーマに長年にわたり取り組んできた。本書はその研究の集大成であるが、「初等数学」に対する興味が高まり、研究のテーマや手がかりになるようなヒントが多数提供されるように編まれている。初等・中等教育における授業づくりや、大学入学の試験問題作成の題材としても大いに役立つものと思われる。第1部 数論 倍数の見分け方や、普通の電卓で累乗根...
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若者言葉の研究

若者言葉の研究

堀尾佳以
定価 3,000円(税別)
生きている言語は常に変化し続けています。現代日本語も「生きている言語」であり、「変化」を続けていると考えられます。では、この「変化」とは何でしょうか。これまで現代日本語の若者言葉に見られる現象は「乱れている」と言われてきました。文化庁の「国語に関する世論調査(平成19年)」でも、「今の国語は乱れていると思うか」という問いに対し、「乱れていると思う」という回答は79.5%に上りました。 しかし、本当に若者言葉は「乱れ」ているのでしょうか。もしそうだとしたら、どのように「乱れ」ているのでしょうか。言...
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犯罪の証明なき有罪判決

犯罪の証明なき有罪判決

吉弘光男・宗岡嗣郎 編
定価 3,200円(税別)
冤罪はなぜ起こるのか。 刑事訴訟法は明文で、「犯罪の証明があった」ときにのみ、有罪判決において「刑の言渡し」ができ(刑訴法333条)、「犯罪の証明がないときは、判決で無罪の言渡しをしなければならない」(刑訴法336条)と規定する。しかし日本の刑事裁判実務では、裁判官の「自由心証主義」が過度に重視され、現行法上の有罪判決の前提である「犯罪の証明」が軽視されてきた。その結果、「裁判官の自由な判断」により誤った有罪判決を生み出す「暗黒裁判」が後を絶たない。 本書では、70数年に及ぶ現行憲法・刑事訴訟法...
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夕闇の時代

夕闇の時代

リチャード・オヴァリー/加藤洋介 訳
定価 7,200円(税別)
第一次大戦をヨーロッパ文明の衰亡の過程として受け止めた大部分のイギリス人は、戦争を勝利で終えたにも関わらず、不安と恐怖と黙示録的幻想をもちつづけ、危機の言説を形成した。終戦は新しい時代のはじまりというよりも、むしろもっと恐ろしい災禍へ向かう通過点として捉えられたのだった。災禍を未然に防ごうと、大規模な反戦運動が展開され、歴史学、経済学、心理学、生物学、遺伝学などの一連の科学者は戦争の原因を究明しようとした。トインビー、ホブソン、ケインズ、ウェブ夫妻、フロイト、ハクスリー兄弟、ウェルズら著名な知識...
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古代ローマ人の都市管理

古代ローマ人の都市管理

堀 賀貴 編
定価 1,800円(税別)
古代ローマ人にとっては、都市そのものが国家であり、都市は彼らにとって投資の対象でもあった。彼らは都市を建設しただけでなく、資産として管理したのである。後1世紀のローマは人口100万人を擁する帝国の首都であり、人類史上かつてないほどの過密都市であった。一方、現在のナポリ湾に面するポンペイは、人口1万人余りの豊かで美しい地方都市であったが、後79年にウェスウィウス火山の噴火によって消滅する。このとき、首都ローマで巨大な円形闘技場、すなわちコロッセウムの建設が進む一方で、この地方都市は後62年の大地震...
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古代ローマ人の危機管理

古代ローマ人の危機管理

堀 賀貴 編
定価 1,800円(税別)
「人類の歴史の中でもっとも平和な時代はいつか?」という問いに答えるのはとても難しい。時代だけでなく、場所も限定して考えなければならないが、前1世紀から後3世紀にかけて栄華を誇り、パクス・ロマーナと呼ばれる平和を実現した古代ローマ帝国は、その有力な候補と言えよう。本書では、その古代ローマ帝国の「平和な時代」を、「戦争のない時代」ではなく、「危機管理に成功した時代」であったと捉える。古代ローマの歴史家、ウェッレイウス・パテルクルスは、アウグストゥス帝が帝国の隅々までもたらした平和によって、人々は追い...
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新しいキャリアデザイン

新しいキャリアデザイン

見舘好隆 監修・著/保科学世 ほか著
定価 1,800円(税別)
本書は、With / After コロナの社会状況を踏まえた、これまでにないキャリア教育テキストです。従来のキャリア教育では指導されることのなかったテレワーク対応型のマナーやスキルを身に付けることができ、大学生や高校生はもちろん、卒業して間もない社会人にも最適な一冊となっています。以下、目次に沿って内容を紹介していきましょう。第1章 新時代に際して 現在の日本や世界が、どんなパラダイムシフトの渦中にいるのかについて解説します。具体的には、第4次産業革命やSociety5.0、働き方改革、with...
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世界遺産 キリシタンの里

世界遺産 キリシタンの里

本馬貞夫
定価 1,800円(税別)
本書は「長崎県長崎学アドバイザー」である著者が長崎・天草の潜伏キリシタンの里を訪ね、史料をもとにその魅力と知られざる歴史を分かりやすく解説する、世界文化遺産「長崎と天草の潜伏キリシタン関連遺産」初の網羅的入門書です。縦軸としてキリスト教伝来から繁栄、禁教・弾圧、潜伏、復活の歴史を述べるとともに、横軸として長崎、浦上、平戸、外海(そとめ)、五島列島など現地をたずね、著者が直接学んだことを中心に展開しています。それぞれの地域の研究者から受けた教えはもちろん、住民の皆さんとの交流も大変貴重なもので、そ...
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大学生活、大丈夫?

大学生活、大丈夫?

梶谷康介
定価 1,800円(税別)
日本の20代の死因第1位は自殺であり、大学生を含めた若者のメンタルヘルス対策は重要な課題です。悩める大学生を救うには家族の協力が不可欠ですが、メンタルヘルスついて大学生とその家族が語らう機会は少ないのが実情です。本書は「大学生の家族向け」にメンタルヘルスの知識を提供することにより、病める大学生を間接的に支援することを目的として書かれました。大学生の実態、大学生の心が病む理由、大学生がかかる精神疾患、精神疾患になったときの対応法、メンタルヘルスの維持について、科学的根拠に基づいて、具体的な数字を示...
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学術図書刊行助成

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物理学者フェヒナー、進化生物学者ヘッケル、そして発生生物学者ドリーシュ。本書はこ…

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近代日本のなかで主要な政治勢力の一翼を担った帝国陸海軍は、太平洋戦争の敗戦ととも…

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本書の目的は,建物・橋梁・車両・船舶・航空機・ロケットなど軽量構造物の振動現象を…

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