書籍一覧

賦霊の自然哲学

賦霊の自然哲学

福元圭太
定価 8,800円(税別)
物理学者フェヒナー、進化生物学者ヘッケル、そして発生生物学者ドリーシュ。本書はこれら実証主義的自然科学者としての出自を持つ3名が、「ネオ・ロマン主義的自然哲学者」へと変貌していく消息を追うものである。自然科学は、ガリレオ・ガリレイに端を発する世界の数学的・数量的把握へと帰着する。フェヒナー、ヘッケル、ドリーシュはしかし、この数学的自然科学から出発しながら、世界の質を問う自然哲学へと移行する。フェヒナーは「植物の魂」の生活を語り、精神物理学から「物質に宿る魂」を導出、魂の存在とその不死を説く。ヘッ...
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Phase and Ellipsis

Phase and Ellipsis

髙木留美
定価 6,800円(税別)
本書は、生成文法理論の極小主義プログラムに基づき、省略現象が統語的に認可される統一的なメカニズムを提唱するものである。提案するメカニズムでは、Chomsky (2007, 2008) の素性継承理論に従ってE素性 (Merchant (2001)) が選択的に継承されることにより、(i)フェイズ主要部の補部が省略されるタイプと、(ii)フェイズ全体が省略されるタイプ(非フェイズ主要部の補部の省略)の両タイプの説明の可能性を探る。これをもとに、「なぜ主要部の補部のみが省略可能なのか」という事実につ...
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帝国陸海軍の戦後史

帝国陸海軍の戦後史

山縣大樹
定価 4,000円(税別)
近代日本のなかで主要な政治勢力の一翼を担った帝国陸海軍は、太平洋戦争の敗戦とともに「解体」を余儀なくされ、政治・社会の表舞台から姿を消した。しかし、このことは旧軍の政治的・社会的な一掃を意味せず、対日占領を挟む戦後史のなかで、一部の組織や制度は「再編」されて存続した。こうした過程を〈帝国陸海軍の戦後史〉としてとらえた場合、旧軍エリート(概ね終戦時に佐官級以上であった職業軍人)の政治的な言動は、どのように位置付けることができるのであろうか。本書では、かかる問いに対して、三つの視点   Ɇ...
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インドの税制改革

インドの税制改革

山本盤男
定価 3,800円(税別)
世界の新興経済国として存在感を増しているインドは、13億の人口、37の州・連邦直轄領、28万の地方政府からなる連邦国家である。インドは今日、世界第5位の経済規模となった経済成長を達成したものの、激動する世界経済や政権交代による政策転換により、財政構造や税制の改革を迫られている。本書は近年のインドの経済や財政の沿革を概観するとともに、2016年の歴史的な税制改革について、実現に至った過程や、それが財政・税制に及ぼす効果や役割を、インド政治の動向も踏まえながら丹念に分析するものである。インドでは財政...
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大学生活、大丈夫?

大学生活、大丈夫?

梶谷康介
定価 1,800円(税別)
日本の20代の死因第1位は自殺であり、大学生を含めた若者のメンタルヘルス対策は重要な課題です。悩める大学生を救うには家族の協力が不可欠ですが、メンタルヘルスついて大学生とその家族が語らう機会は少ないのが実情です。本書は「大学生の家族向け」にメンタルヘルスの知識を提供することにより、病める大学生を間接的に支援することを目的として書かれました。大学生の実態、大学生の心が病む理由、大学生がかかる精神疾患、精神疾患になったときの対応法、メンタルヘルスの維持について、科学的根拠に基づいて、具体的な数字を示...
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スペイン市民戦争とアジア

スペイン市民戦争とアジア

石川捷治・中村尚樹
定価 1800円(税別)

1936年に勃発したスペイン市民戦争は、1930年代の歴史的分岐点になったというだけでなく、世界の今を解くカギを秘めた出来事であった。市民が人間の尊厳と自由を守るために立ち上がる大義がそこには存在した。

「反ファシズム」の旗印のもと、アジア各国を含む世界55ヶ国から集まった多種多様な義勇兵の存在を通じて、スペイン市民戦争における闘いの今日的意義を検証する。

*本書は「九大アジア叢書」第6巻として2006年に刊行したものを、このたび創刊するKUP選書に再録し、新装版として刊行するものです。

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ワードクエスト

ワードクエスト

九州大学共創学部ワードクエスト編集委員会
定価 1,800円(税別)
英語の学習はRPG(ロールプレイングゲーム)に似ています。技や呪文を覚え、敵を倒していくように、単語や熟語の意味を覚え、英文を攻略していく──。はじめのうちは単純な技と呪文(単語と熟語)で弱い敵(簡単な英文)しか倒せませんが、自身の能力を高めれば、もっと強い相手にも立ち向かえるようになります。しかし、冒険を進めるうちに敵(英文)は強力になり、徐々に苦しくなります。レベルを上げるには、さらなる経験値が必要で、忍耐力が試されます。高校までは、大学入試を目安として、必要となる単語のレベルはある程度基準...
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アリストテレスの知識論

アリストテレスの知識論

酒井健太朗
定価 4,500 円 (税別)
古代ギリシアの哲学者アリストテレスの著作集には、「オルガノン(学問の道具)」と呼ばれる著作群が存在する。その1冊である『分析論後書』は、古来、アリストテレス哲学の方法論を提示する著作であるとみなされてきた。しかし、この書で展開される方法論については、『自然学』や『形而上学』を代表とする彼の他の著作において明示的に使用されていないという問題点がしばしば指摘される。この批判が正しいものであった場合、アリストテレス哲学における『分析論後書』の布置が見失われてしまうのではないか。本書は、『分析論後書』が...
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明治維新を問い直す

明治維新を問い直す

マシュー・オーガスティン 編
定価 1,800 円 (税別)
令和という新しい時代を迎えた現代において、明治維新を考え直すことには、どのような意味があるのだろうか? 平成の終焉が決まった2018年は、ちょうど明治維新150周年の節目の年であった。この年の前後から、再び明治維新を問い直そうという動きが、日本のみならず世界各地で活発になったが、その一環として、九州大学大学院地球社会統合科学府は、「九州から見た明治維新とアジアの近代化」と題した明治維新150周年記念国際シンポジウムを主催した。本書は、このシンポジウムに参加した内外の研究者が、明治維新を日本とアジ...
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アクティブ・ラーナーを育む

アクティブ・ラーナーを育む

九州大学基幹教育院 次世代型大学教育開発センター 編
定価 3,500 円 (税別)
九州大学では、アクティブ・ラーナーの育成を目指す新カリキュラム「基幹教育」を2014年度より開始しました。その最大の特色となるのが、全学部新入生必修の先進的なアクティブ・ラーニング科目として開発された「基幹教育セミナー」と「課題協学科目」です。本書では、この2つの必修科目の実施事例を通して、担当教員の専門分野や教育経験を問わない、「誰でもできるアクティブ・ラーニング」のための教育手法や科目運営体制を詳しく説明します。そこで特に重要なポイントとして取り上げるのが、担当教員向けに新たに作成された実施...
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