九州大学出版会は、西日本一円の国公私立大学の共同学術出版会です。
新刊紹介
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ある助産婦の物語
定価 6,380円(税率10%時の消費税相当額を含む)
アメリカ開拓時代ニューイングランドの助産婦マーサ・バラード(1735–1812)が残した日記と、新聞・統計・裁判記録・書簡等の膨大な資料とを分析し、当時の医療や家庭生活・性風俗・地域経済・宗教的対立・政治的背景などを再現 […]

「第三帝国」以前の「第三の国」
定価 3,960円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は、前近代的な宗教思想であった「第三の国」das dritte Reich が、近代的な社会思想として展開し、ナチスの「第三帝国」das Dritte Reich へと変容していく過程を明らかにする。12世紀イタリア […]

前近代イスラーム社会と〈同性愛〉
定価 5,280円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は、およそ9-15世紀のイスラーム社会における〈同性愛〉という概念が芽生えていく過程を明らかにするものである。一般に、現代に至るまでイスラーム法では同性愛が禁じられているが、歴史的には男性同士の性愛が文学作品などに広 […]

日本社会と継承語教育
定価 3,960円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書のねらいは、継承語や母語・母文化が当事者やその家族、民族にとってのみならず、日本社会にとっても重要かつ必要な文化資源・言語資源であることを様々な事例をもとにひも解いていくことである。このため、本書では、継承語と継承語 […]

内村鑑三 再臨の風景
定価 5,940円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は、日本近代の無教会信仰者、伝道者である内村鑑三のキリスト教思想、その福音の中心にして、旧新約聖書の奥義となる「再臨信仰」に関する研究である。それはまた、戦争と混沌の時代のなかで、旧約の風前の籾殻(もみがら)の如くに […]

「専売建築」と妻木頼黄
定価 7,480円(税率10%時の消費税相当額を含む)
明治期に活躍した官僚建築家である妻木頼黄(つまきよりなか)(1859–1916)は、当時の本邦建築界の中心的存在だった辰野金吾(1854–1919)に対峙した存在として知られている。英国流の辰野に対する独逸流の妻木、辰野 […]
Topics
rss- 2025/02/05
- 第17回 九州大学出版会・学術図書刊行助成の募集について
- 2024/10/01
- 『日本近・現代文学における知的障害者表象』のデータベースを更新しました。
- 2024/09/02
- 第16回 九州大学出版会・学術図書刊行助成 審査結果のお知らせ
- 2024/07/01
- 山口大学の加盟について
- 2024/05/08
- 第16回 九州大学出版会・学術図書刊行助成 募集を締め切りました
- 2024/04/02
- 『日本近・現代文学における知的障害者表象』のデータベースを更新しました。