人文科学
西欧中世における都市=農村関係の研究
- 〔品 切〕(参考:本体価格 5,800円)
本論文集は,最近ヨーロッパ学界での研究動向の追跡と,研究史と史料類型に留意し,地域史の手法を駆使した個別研究の成果であり,西欧中世の広い時期と地域に亘って,都市と農村との多様な関係を照射する。

Imagery and Human Motor Action
- 定価 11,000円(税率10%時の消費税相当額を含む)
実験心理学から臨床心理学に及ぶ広い研究領域にわたって,人間の行為とその発達メカニズムを追求した著者30年余にわたる英文学術論文の集成。「イメージと動作」の実験・臨床論文集。

豊崎郷給人奉公帳
- 定価 5,500円(税率10%時の消費税相当額を含む)
対馬の歴史と社会・文化の特性を明らかにするひとつの決定的な鍵は郷士制度の解明にある。本書には文化・文政期から廃藩に至る間の各給人家数代の出・退役,勤仕,登用・褒賞等が詳細に記載されており,郷士制度の構造やその変遷過程を知るうえでの根本史料である。

変化と成長の統計学
- 定価 3,960円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,変化・成長・発育に関する「縦断データ」の処理を実例を豊富にあげてまとめた系統的なテキストであり,人文・社会・医学・生理等の分野でおよそ個体または集団の成長と変化を科学的に研究する方,関係の学徒,実践家にとって好個の書である。

システム思考の源流と発展
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,600円)
本書はシステム論(非機械論的システム論)の研究グループによる,機械論と有機体論を乗り越えていくための,新たな方法論の成立を目指す知的挑戦の書である。

英米文学概観
- 定価 1,980円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,ピューリタニズムを中心に,英文学と米文学の流れを詳細・平明に解説したもので,英米文学の絶好の水先案内書である。各時代の代表的作家の精神に深く触れ,時代思潮を鮮明に,立体的に展開する。

「佐賀の役」と地域社会
- 定価 6,050円(税率10%時の消費税相当額を含む)
「佐賀の役」は近代国家形成の過程で起きた最初の本格的な士族反乱である。本書は「佐賀の役」を地域社会との関連で多面的・多角的に初めて分析したものであり,士族反乱研究に新局面を開くものである。

交通安全の研究
- 定価 7,700円(税率10%時の消費税相当額を含む)
道路交通システムは階層構造を持ったシステムと考えられる。本書は,人―車系というタスクシステムを中心に,全く新しい観点から予防安全という未分化な問題を体系化しようとする試みである。(昭和62年度国際交通安全学会賞受賞)

映画学から映像学へ
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
戦後の映画-映像理論に支配的だったサルトル,メルロ-ポンティの現象学,構造主義的記号学から,ラカンの精神分析やクリステヴァの記号分析が広く取り入れられ,今までの研究方法そのものが問いなおされている。本書は著者の映像学の新たな成果である。

西欧中世における都市と農村
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
地域内部での都市的・農村的諸機能の編成と分布を,あらゆる定住地に目を配って再現しようとする地域史の手法により,中世における都市と農村との多様な共生関係が解明される。
