環境と文化<文化環境>の諸相

著者名
長崎大学文化環境研究会 編
価格
定価 3,500 円 (税別)
ISBN
978-4-87378-639-1
仕様
A5判 上製 380頁 C3010
発行年
2000年6月
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内容紹介

 本書で提示する<文化環境学>は,環境にかんする諸問題への文系基礎学からの回路を開拓する試みである。「環境」とは「生きとし生けるもの」すべての生活の舞台(ステージ)である森羅万象を意味する。「人間の自然へのかかわりかたとしての文化」から,文化の世界としての意味「メディア・言語記号としての世界」までの振幅を考察する。 

目次

   第?部 文化環境の原理的考察
 第1章 三浦梅園とカントに見る自然観
      ――思考法の比較思想的考察――..........................................井上義彦
 第2章 環境問題と文化..................................................................吉田雅章
 第3章 都市環境と芸術
      ――ヴァルター・ベンヤミン『シャルル・ボードレール』と
       ジークフリート・クラカウアー『オッフェンバック伝』
       を都市論として読む――................................................園田尚弘
 第4章 メディア環境と文化
      ――F・キットラーの文化媒質理論――.................................伊藤秀一
 第5章 「牢籠」小考.....................................................................池田幸恵
   第?部 臨海域の文化環境
 第6章 唐寺・唐人屋敷をめぐる文化交流
      ――院・庵・居――............................................................若木太一
 第7章 長崎とイギリス――もうひとつの交流400年..............................松田雅子
 第8章 河川環境と文化
      ――中島川アーチ石橋技術の伝播ルート推察と橋を巡る文化
       的背景の検討――.........................................................正木晴彦
 第9章 近世対馬と陶山訥庵
      ――陶山農政の展開と挫折――.............................................佐久間正
 第10章 九州沿岸部における巫女の伝統
      ――対馬,壱岐を中心に――................................................福島邦夫
   第?部 アジアの文化環境
 第11章 東アジアの文化環境の形成
      ――中国と日本の文化伝播を中心として――...........................連 清吉
 第12章 近代日本論と歴史認識.........................................................高實康稔
 第13章 「人間・自然関係」の語られ方
      ――マレー世界をめぐる語りを素材として――.....................多和田裕司

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