目次
                    序 章 フレーゲの論理哲学の全体像
  第1部 出発点:概念記法
第1章 論理学の刷新――『概念記法』第一,第二部――   
第2章 一般系列理論――『概念記法』第三部――   
  第2部 新規巻き直し:数の理論
第3章 算術命題の本性に関する諸家の見解のフレーゲによる
     批判的考察――『算術の基礎』第一部――   
第4章 数と単位をめぐるフレーゲの批判的考察
     ――『算術の基礎』第二,三部――   
第5章 数の理論――『算術の基礎』第四部を中心に――   
  第3部 発   展
第6章 論理的意味論と体系の完成
  第4部 破綻:パラドクス
第7章 ラッセルのパラドクスと論理主義の再構成
第8章 パラドクスの起源
  第5部 論理主義のゆくえ  結論に代えて   
第9章 フレーゲの方法による算術の導出
第10章 フレーゲの算術導出法の哲学的意義