ケリー・ニュートンの会計政策論
- 定価 3,850円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,会計基準設定を計画的社会変動と捉え,イノベーション理論を採用しつつ,アメリカの会計基準設定過程を社会学的なパースペクティブから考察したものである。そのユニークなアプローチと「会計の政治家」に関する豊富な事例研究は,会計を研究する上で有効な分析視角を与えてくれる。

運動反応の心理メカニズム
- 定価 4,400円(税率10%時の消費税相当額を含む)
人間を情報処理システムとしてとらえるならば、人間は外界から情報を取り込み、操作を加え、結果を出力するという処理を繰り返していると考えることができよう。本書では、運動要因が知覚・認知の効率に影響を及ぼしているのではないかという仮説を示し、心理メカニズムを検討した。

ドイツ民法典の編纂と法学
- 〔品 切〕(参考:本体価格 8,200円)
本書は,ドイツ民法典編纂の過程を歴史的に叙述すると同時に,その個別制度と規定の成立史を詳細に分析したもので,100周年を迎えたドイツ民法典の歩みの原点を解明することを課題とした共同研究の成果である。

ヒトスジシマカ形態写真集
- 定価 3,300円(税率10%時の消費税相当額を含む)
日本のヤブカの代表種であるヒトスジシマカの部位別写真集。炭酸ガスと温熱のセンサーである触鬚の感覚器(頭状および鐘状)を中心に,微細構造が鮮明な電子顕微鏡写真で示される。

近世の地方金融と社会構造
- 定価 11,000円(税率10%時の消費税相当額を含む)
江戸期における九州の金融中心地,豊後日田の金融資本「日田金」の生成・発展そして没落過程から前近代における地域金融をとらえるとともに,金融を必要とする当時の社会構造を,藩政史・農村史など多方面から追求する実証的な地域金融史。

カント『純粋理性批判』の再検討
- 〔品 切〕(参考:本体価格 5,000円)
本書は,1770年代の『反省』を含めて,前批判期から『純粋理性批判』にいたるカントの哲学的思索の営みの諸相を解明することによって,新たなカント像を指目さんとするものである。特に現象,知覚判断の先行性,超越論的な対象などに関する新たな解釈は,従来のカント解釈に再検討を迫るものであろう。

子どものこころの病理とその治療
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,700円)
本書は、著者の臨床体験に基づいて児童期、思春期の精神病理像の今日的特徴を述べ、その治療、療育の基本的理念と具体的方法について解説する。学習障害、自閉症、若年発症の精神分裂病、子どものうつ病、不登校、いじめなど、児童・思春期にみられるほとんどの病態が取り上げられる。

地域経済の視点
- 定価 2,420円(税率10%時の消費税相当額を含む)
筑後川流域には、一つの県をはるかに上回る規模の経済圏が県境を越えて形成されており、経済成長を続けてきたし、今後も成長を続けていくと思われる。本書は、一つの行政単位でないばかりについ見落としかねないブロック経済圏の実体を明らかにする。

生活習慣と主要部位のがん
- 〔品 切〕(参考:本体価格 1,905円)
本書は,喫煙など11の生活習慣関連要因と,胃,肺など11部位の日本人に多いがんとの因果関係と予防方法が示されており,保健・公衆衛生分野の研究者や実務家の必読書である。

The Reception of D. H. Lawrence Around the World
- 定価 7,920円(税率10%時の消費税相当額を含む)
世界各国においてロレンスがどのように受容,評価されてきたかを検討し,多くの読者を魅了してやまないロレンス文学の秘密を探る,14カ国15人の研究者の論集。本書によって,世界的な視点から見た,新しいロレンス像が示されるであろう。(2003年北米ロレンス協会学会賞「H.T.ムアー賞」受賞)
