社会科学
北九州市成立過程の研究
- 定価 11,000円(税率10%時の消費税相当額を含む)
原資料と各種新聞の丹念な渉猟にもとづく,著者多年にわたる実証的研究の成果。歴史的・総合的視野にたって,都市学的観点をふまえつつ,広域合併論の始源から合併の実現にいたる過程の全貌をその深層に立ち入って解明する。(第18回東京市政調査会藤田賞受賞)
経済学への道
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,400円)
経済学への道は古典の英知が予想したものよりもはるかに遠いものであることが明らかになりつつある。遠い道への旅にはそれなりの準備が必要である。本書は経済学に対する著者のこれまでの歩みをまとめたものであり,激変する経済諸現象を捕捉する一視角を提供する。
国民所得論
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
国民所得という概念は,GNPという愛称(?)で一般の人に親しまれてはいるが,実は約20年前SNAが登場して以来,その内容はたいへん難解なものになってしまっている。本書では国民経済計算の方法で経済循環を描きだし,その中から国民所得概念を定義し,分析することを試みる。
経済情報管理の基礎
- 定価 3,850円(税率10%時の消費税相当額を含む)
一般的なファイル管理,データベース構成論から統計パッケージの応用にいたるまでの経済・経営分野でのコンピュータによる情報管理の基本的な技術をまとめている。本書では情報管理の基本となる理論を中心に述べているが,同時に豊富な例とそのプログラムを与えることにより,具体的な手法を示している。
ゲームと情報の経済分析I
- 定価 3,740円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書はゲーム理論の方法を積極的に取り入れ,情報の経済学の基本から最新のトピックスまでを,身近な例を使って説明した情報の経済学の標準テキストである。
アメリカ法における人的管轄権の展開
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
アメリカ商事法・民事訴訟法の分野において,極めて重要なトピックのひとつである人的管轄権について,主要判例の変遷と理論の流れを示す。
『国富論』と十八世紀スコットランド経済社会
- 定価 5,720円(税率10%時の消費税相当額を含む)
『国富論』が貧富の格差のある「諸国民の富の本質と原因にかんする研究」であるかどうかを,J.アンダスンらの同時代の経済開発論を呈示することをつうじて再検討すること,これが本書の奥にあるテーマである。
基本的人権と公共の福祉
- 〔品 切〕(参考:本体価格 1,000円)
トマス主義の憲法学による日本国憲法「解釈論」。第一部「基本的人権について」,第二部「公共の福祉について」,第三部「両者のかかわり」。
資本構成と資本市場
- 定価 6,600円(税率10%時の消費税相当額を含む)
現実のアメリカ企業およびわが国企業の資本構成の実証研究結果と,各種理論モデルが提示する資本構成規定要因との整合関係を検討し,理論モデルの現実説明力を確かめ,資本構成のより現実的理論を構築する。
出来事の民族誌
- 〔品 切〕(参考:本体価格 5,600円)
本書はフィリピン・ルソン島西部,ピナトゥボ山の南西麓一帯に住むアエタ族(ネグリート族)の経済・社会生活の動態的な編成をめぐる民族誌的考察であり,出来事をめぐって浮きぼりにされてくるアエタ社会固有の存在様式を明らかにする。 (日本民族学会・渋沢賞受賞)