沖縄の祖先崇拝と自己アイデンティティ

著者名
安達義弘
価格
〔品 切〕
ISBN
978-4-87378-670-4
仕様
B5判 上製 294頁 C3014
発行年
2001年3月
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内容紹介

 本書は,沖縄の祖先崇拝を,血の原理に基づいた自己発見の装置という観点から分析している。これまで看過され,本格的な研究対象とはならなかった民間の私的な祖先由来記に焦点をあて,その詳細な分析を通して,沖縄の祖先崇拝が独自の沖縄的自己アイデンティティを創出しつづけていることを明らかにした。

目次

序 章 問題の所在――「沖縄人」であるということ――  
第1章 士族文化の成立
  古琉球から近世琉球へ/島津の琉球支配――同化から異化へ――琉球
  王国の再建/士族社会における門中制度の形成
第2章 士族文化の拡散
  『おもろ主取家元祖由来記』の分析/『三司官伊江朝睦日日記』の分析
  『子孫永々心得之傳書』の分析/『家流記』の分析/『元祖之儀』の分
  析/「位牌致焼炎候者并係合之者共口問」の分析/士族文化の拡散
第3章 「物語祖型」の成立
  「長浜系図」の成立/『琉球祖先宝鑑』の成立/『通俗琉球北山由来記』
  の成立/「物語祖型」の成立
第4章 沖縄的自己アイデンティティの成立
  『玉城間切冨里村世礼知念原ノ一門中元祖由来記』の分析/『玉城村字
  垣花知念ノ新垣順造元祖由来記』の分析/『西銘門中之由来記』の分析
  /『東松田比嘉家之由来記』の分析/孫姓平田門中系譜の分析/易姓門
  中の分析/沖縄的自己アイデンティティの成立
終 章 祖先崇拝と沖縄的自己アイデンティティ

学術図書刊行助成

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