本書は工学者が書いた数学の実用書であり,できるだけ初等的な理論で理解でき,しかも,工学への応用で多くの場面に汎用的に使える「最善の」手法を取り上げた。各手法の根拠となっている数学の知識は命題の形でまとめ,大抵の本で「長くなるから」などの理由で省略されているようなものにも,初等的な証明を与えた。これは,「そこに証明されている」という安心のためと,証明を見るために他の複数の本を買わなくてもよいようにするためである。各手法の特徴を示すために,理論だけでなく,実際の応用を考慮して,コンピュータによる数値計算例を多くの図表で示して比較した。
●本書の特徴のキーワード 根の公式の実際/Newton法は不確実/Aberth円の半径/ガウス法で三角分解を統一 /正定値行列はなぜピポット選択が不要?/逆行列は列を復元/補間は1次方程式を 解け/積分公式は補間公式を積分しない/ガウス積分の数表に誤植がある/正規方 程式は悪条件?/Runge―Kutta法はどの公式が有利?/SORとCG法はどちらが速い? /CG法の誤差の対策/累乗法は遅いか?
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