日本の大学キャンパス成立史
- 〔品 切〕(参考:本体価格 4,500円)
本書は,日本の高等教育機関の教育施設の成立過程の具体的な様相を,資料の博捜によって実証的に明らかにし,保存か開発かで揺れ動く大学キャンパスを,歴史的環境遺産として評価する視点を築き,より豊かな教育環境としていくための基礎資料を提供する。
生産諸関係論としての経済学の成立
- 定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
現代の資本制的生産を分析するための基礎理論構築へむけて,マルクスの著作の形成過程を学説形成史的に追跡し,マルクス自身の用語法に即して再検討を加える。
動作とこころ
- 〔品 切〕(参考:本体価格 8,500円)
動作と障害,動作と心理療法,動作の心理学的基礎の3部門にわたるシンポジアムを合わせて一冊とした。若き心理学徒の新しい心理学への大いにアンビシアスな試み。
市場環境の変化とマーケティング
- 定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
消費者の欲求に合った企業活動の開発が今日ほど望まれているときはない。本書は,30数年間,広告業界でマーケティングの業務にたずさわってきた著者の経験して得た知識をまとめたものであり,特に,広告とPR,市場調査の各章は実務に寄与するものと思われる。
弁証法的範疇論への道程
- 〔品 切〕(参考:本体価格 5,800円)
カントの批判書や遺稿等に見られる範疇論から,フィヒテ・シェリングについて,弁証法的範疇論の生成史を詳細にかつ明快に論述したものである。また,それを踏まえて著者独自の範疇論を展開している。
西日本民俗文化考説
- 定価 7,700円(税率10%時の消費税相当額を含む)
著者は昭和初年より各地の民衆生活史,民俗行事,説話伝承に関心を持ち,実地踏査をおこない,取材,記録を重ねてきた。本書はその集積を宗教・芸能の二篇に分けて体系化,集大成したものである。
転機に立つ日本水産業
- 定価 6,050円(税率10%時の消費税相当額を含む)
西日本漁業経済学会の三十年の歩みが,いまや「転機に立つ日本水産業」を鋭く分析し,そこから将来を占う予兆を探り出し,ひいてはこれを布石として次世紀にも通ずる予察を打ち出そうと,34人の執筆者がその最善を尽くした論集。
現代企業の活性化問題
- 定価 2,530円(税率10%時の消費税相当額を含む)
国際化と成熟社会の浸透する中で,現代日本の企業の当面する課題を指摘し,企業活性化への道を明らかにしたものである。研究者,学生ならびに実務家(労使)にとっての今日的課題であり,必読の書である。
九州における近代産業の発展
- 定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
地方経済の停滞,「東京一極集中」といわれる状況がすすむなかで,明日の展望を構築するために,九州経済がかつてもった輝やかしい先駆的な事績,日本資本主義発展の各段階で担った先導的役割を考察する。
明日の建築と都市
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
一方で建築設計に携わり,他方で都市に参加してきた著者の30年余にわたる作品・論文の集成。できるだけ現実の中にテーマを見いだし,目的にアプローチするという基本的姿勢が明快な語り口で展開され,明日の建築・都市の方向を明らかにしている。