消化器病のすべて
- 〔品 切〕(参考:本体価格 1,400円)
消化器病は頻度からいって日常遭遇する疾患の中で最も重要なものであり,国民の関心が最も高い疾患の一つである。本書は,消化器病の主なものを取り上げ,それらに対する早期発見,早期治療対策に重点を置いて解説した。
アメリカ現代教育行政学研究
- 定価 4,400円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本格的に究明されることのなかった戦後アメリカ教育行政学の学問的再編(アメリカ現代教育行政学の成立)に関する本邦初の体系的研究書である。本書はまたわが国の教育行政学の経験科学的社会科学としての確立をめざした労作。
ことばの科学
- 〔品 切〕(参考:本体価格 1,600円)
ことばはどのような構造をし,どのような働きをするか,それは精神や事物とどのように関わり,他の言語と比較してみると,どのような特徴が見えてくるか。これらの問題に,言語学,哲学,文学,心理学,情報科学などさまざまな角度から光を当ててみた。
奈良尾漁業発達史
- 〔品 切〕(参考:本体価格 4,500円)
本書は,藩政期五島奈良尾に漁浦を拓いた紀州漁民の末裔が鰛網漁業をおこし,戦前戦後の激動期のなかで資本制漁業の基礎をかため,東海黄海に進出して遠洋旋網漁業に成長する過程を体系的に叙述し,中小漁業の基軸的業種である同漁業の構造的再編の今日的課題を提示したものである。
視 床 脳
- 定価 8,250円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,著者とその一門が長年にわたって視床脳を中心とした中枢神経系の形態学と機能解剖学について研究した結果を要約したものである。HRP法,オートラジオグラフィー法,螢光性逆行性二重標識法などを次々に駆使して得られた最近の成果が本書を飾っている。(昭和59年学士院賞受賞)
自然科学者としてのゲエテ
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,500円)
著者は,九州大学医学部の初代細菌学講座教授で,医学史の教育に力を尽くされた。本書は遺稿のうちからゲエテ関係の著述と翻訳をまとめたもので,詩聖ゲエテの科学者としての精緻な研究と,明汾な思考と,優麗な叙述の閲歴がみごとに描かれている。
農業をつらぬく論理と実証
- 定価 2,530円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,日本の農業・農村を視野におきつつ,世界の農業・農村の調査・研究を進めている著者多年の成果の集成である。第I部では日本における農民層分解と中農理論の展開を述べ,第II部では農政の理念と課題として,農業の自給と保護政策のあり方を考える。
高木暢哉
- 定価 2,200円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,経済学者,高木暢哉先生が,生前に『机上余録』と題され,公刊を期しておられたもののなかから編集したものである。遺稿の時評,随想・書評に追悼の辞を併録している。
ORによる在庫管理システム
- 定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
初歩から応用までのモデルを数多く紹介したもので,経営学や経営工学・管理工学のモデル構築に関する基礎知識を与えるとともに,広く経営全般に関する計量手法の理解・応用にも役立つであろう。数学的補注として,確率に関する基礎的知識を説明した。
絵の裏
- 定価 1,595円(税率10%時の消費税相当額を含む)
タイ近代文学の創成期から一貫して指導的役割を果たし続けた著者の初期の代表作で,タイ近代小説の原点を示している。日本を舞台に,新興エリートの青年(留学生)と王族の女性の悲恋を描くこの小説は,タイ市民社会の質を理解するための手がかりを与えてくれる。