文学のなかの人間像
- 定価 1,760円(税率10%時の消費税相当額を含む)
誰でも読める小説の形で,登場人物という仮面の下から,真実の欲求や主張や生きる闘いを読みとる,作家たちとの無言の,白熱した対話。各自の胸に灰をかぶせられてひそんでいるプライベートな燠を白日のもとにさらしてみせた。
農学研究のための実験式入門
- 〔品 切〕(参考:本体価格 1,300円)
農学研究の諸分野で有効であると思われる統計的方法のうち,最小自乗法を用いてみちびき出すことのできる実験式について,その典型的な手法の主要なものをまとめたものである。例解と応用方法の解説に重点を置いた。
以西底曳漁業経営史論
- 定価 3,960円(税率10%時の消費税相当額を含む)
1920年代から40年代にいたる以西底曳漁業の生成・発展・崩壊過程を分析することによって,漁業問題の所在をつきとめ,それが現代日本漁業に貫通して「産業崩壊的危機」の激成要因になるだろうことを予見させた漁業経済研究書。(昭和55年度漁業経済学会賞受賞)
近代中国文学運動の研究
- 定価 13,200円(税率10%時の消費税相当額を含む)
五四運動から文化大革命に至る文学運動が,古田会議,延安の文芸座談会を二つの頂点としてそれぞれの根拠地でいかに展開されたかを,独自収集した未公開の原資料に基づき解明した画期的な近代中国の研究書。
改訂 要説法律学
- 定価 2,200円(税率10%時の消費税相当額を含む)
現在,社会生活,経済生活を営む上で必要不可欠の要素となった法律を学ぶためのテキストとして最適の法律学入門書。理論法学,解釈法学とに大別し,各論を26名の専門研究者が平易に解説。
日本家族制度論
- 定価 3,850円(税率10%時の消費税相当額を含む)
青山家族法学の精髄であり,家族論,法社会学における基礎的文献といえる。戦前から今日に至る12編の所収論文は,おのずから日本家族制度の史的解明に迫り,家族民主化への展望を与える。
詩とリズム
- 定価 3,300円(税率10%時の消費税相当額を含む)
著者は,現代ドイツの著名な小説家,エッセイスト,文学史家であるが,「詩とは本来口に出して朗読されるものである」というところから,近代ドイツの主要な詩文の分析を通じて,ドイツ文学の特色の中核に迫ろうとする意欲的労作。
農村集落論
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,400円)
壊滅的な自然破壊が進行する中で,わが国の基幹産業たる農業問題を総合的視点からとりあげ今後の進むべき農村のありようを問うた労作。目次は日本農業の現状と方向,望ましい地域農業の要件,当該地域農業計画,集落計画,等。
動的ポートフォリオ選択の基礎
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,500円)
固定支出を伴う動的ポートフォリオ選択の新理論が確率型動的計画法を用いて明快に展開され,同時に利益獲得の資金の効用関数がモデルから論理的に導かれる。期待効用最大化原理の安易な利用に一大警告を与える。
PCBと複合汚染の医学
- 〔品 切〕
PCBの概念,油症,PCBの毒性,酵素誘導現象, PCBの呼吸・排濾砒蓄積,PCBによる環境汚染,複合作用の医学的原理,複合汚染の原因物質,複合作用の実例,PCBと複合汚染に関する俗説,複合汚染の影響功罪。