子どものこころの病理とその治療
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,700円)
本書は、著者の臨床体験に基づいて児童期、思春期の精神病理像の今日的特徴を述べ、その治療、療育の基本的理念と具体的方法について解説する。学習障害、自閉症、若年発症の精神分裂病、子どものうつ病、不登校、いじめなど、児童・思春期にみられるほとんどの病態が取り上げられる。
地域経済の視点
- 定価 2,420円(税率10%時の消費税相当額を含む)
筑後川流域には、一つの県をはるかに上回る規模の経済圏が県境を越えて形成されており、経済成長を続けてきたし、今後も成長を続けていくと思われる。本書は、一つの行政単位でないばかりについ見落としかねないブロック経済圏の実体を明らかにする。
生活習慣と主要部位のがん
- 〔品 切〕(参考:本体価格 1,905円)
本書は,喫煙など11の生活習慣関連要因と,胃,肺など11部位の日本人に多いがんとの因果関係と予防方法が示されており,保健・公衆衛生分野の研究者や実務家の必読書である。
The Reception of D. H. Lawrence Around the World
- 定価 7,920円(税率10%時の消費税相当額を含む)
世界各国においてロレンスがどのように受容,評価されてきたかを検討し,多くの読者を魅了してやまないロレンス文学の秘密を探る,14カ国15人の研究者の論集。本書によって,世界的な視点から見た,新しいロレンス像が示されるであろう。(2003年北米ロレンス協会学会賞「H.T.ムアー賞」受賞)
法思想の伝統と現在
- 〔品 切〕(参考:本体価格 8,000円)
伝統的自然法論,ドイツ観念論,リベラリズム法思想,法的思考・法学教育などをテーマとして,教授に縁ある法哲学研究者の論稿を,6部のシンポジウム形式に編んだ記念論集。第1部には教授の法思想をめぐるシンポジウム,巻末には教授の退官記念講演を収める。
国内新体制を求めて
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,800円)
両大戦後にわたる世界史的構造変動に連関して国内新体制を求め,戦後日本形成の系譜となり背景ともなる革新の軌跡を,新たに発掘した多くの史料に依りつつ,冷戦の終焉がもたらした第三の戦後という今日的視角に立って照射する。
地域企業のグローバル経営戦略
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,200円)
北部九州の地域企業の国際化を、中国の郷鎮企業や上海の企業、韓国の財閥と釜山の企業の国際化と比較し、新しい事業展開を目指した国際経営戦略を展望する、日中韓の研究者による論集。
アジアの都市システム
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,400円)
アジアの都市間競争のゆくえ、首都への一極集中に対する地方都市の戦略、本書はこうした都市間関係の解明に、独特の方法論と詳細なデータをもとに迫った、日本・韓国・マレーシアの研究者による国際共同研究の成果である。
経済時系列分析再考
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書では、「線形定常分析」と「カオスの実証」という線形および非線形分析の基本(スペクトル分析、相互相関分析、位相特性、相関次元など)を対象として、経済時系列データへの適用に関する問題点や留意点を中心に論じる。
New Direction in Transmission Electron Microscopy and Nano-characterization of Materials
- 定価 11,000円(税率10%時の消費税相当額を含む)
1997年に九州大学で開催された『透過電子顕微鏡法の新しい動向と材料のナノ構造評価』に関するアジア学術セミナーでの講義と参加者の発表論文を収録。