疾病から文明論へ
- 定価 1,980円(税率10%時の消費税相当額を含む)
病気を医学や生物学の立場を超えて,生態学,社会科学,宗教,思想といったグローバルな立場から観察して,今日の文化のあり方に深い反省を迫る。疾病という社会の裏窓から観たユニークな文化論。

石高制と九州の藩財政
- 定価 11,000円(税率10%時の消費税相当額を含む)
兵農分離,鎖国制と並んで日本近世社会を特徴づける石高制を,検地,藩財政,年貢徴収の具体相とかかわらせた実証研究により,石高制の通説的理解に厳しく再考を迫り,研究に新たな地平をひらく。

FortranとCによる経済分析
- 定価 3,300円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は経済分析における代表的なコンピュータ処理の手法を解説するとともに,具体的にFortranとC言語を用いてプログラムを作成する手順について示している。経済経営系,商学系の学生に理解しやすいように,プログラム例を中心として記述を行い,例題では,すぐに応用できる問題をとりあげた。

21世紀における医学生および医学の使命
- 〔品 切〕(参考:本体価格 1,456円)
著者はWHO健康科学センター名誉教授で,本書は大分医科大学客員教授としての講義録である。医師となるための準備・健康教育・健康コミュニケーション・死および臨終に対する姿勢ならびに老人における末期医療・医師の倫理・エコロジーとQOL(生活の質)・看護の心の7章からなる医学概説。

沖縄の疾病とその特性
- 定価 5,500円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,わが国で唯一の亜熱帯地域に位置する沖縄において培われてきた地域医療・保健技術に関する研究論集であり,本土のみならず,隣接する東南アジア地域が抱える疾病,医療の問題にも応用可能なものと考えられる。

海外情報と九州
- 〔品 切〕(参考:本体価格 1,942円)
近世から幕末にかけて長崎出島から流出入した「海外情報」がどのように長崎で加工・習得され,伝播・定着したのか。それは,どのように日本の近代化に貢献したのか。そのダイナミズムをローカルとグローバルの視角で究明する。

文明批評家モンテスキュー
- 定価 2,420円(税率10%時の消費税相当額を含む)
名著『法の精神』の陰にかくれて,これまで充分に評価されることのなかった作品『ペルシア人の手紙』に着目。そこに展開される東西文明の比較論を検討し,歴史的な視点から新たな検証を試みる。笑いと風刺を交えて,巧みに表現される文明批評の真の意図は何処に。

Integration of Eastern and Western Psychosomatic Medicine
- 〔品 切〕(参考:本体価格 5,000円)
本書は,東西を結ぶホリスティック医学の核となる心身医学を提唱するとともに,日本の心身医学をアジアのみならず世界各地に紹介することを目指すものである。

マルチメディア環境と経済学
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は急速に進展する社会におけるマルチメディア環境整備について,経済学の立場からアプローチしたものである。第1部ではマルチメディアの経済社会的な位置づけについて議論し,第2部ではマルチメディア技術を利用して経済学でどのようなことが可能であるかを,具体的な解析テーマを設定して追求する。

会計的業績管理モデルの研究
- 〔品 切〕(参考:本体価格 5,800円)
管理会計は,各階層の管理者の計画と統制に役立つ情報を提供することを目的としている。本書は,会計手法を管理科学手法と融合させることにより展開し,これを問題解決に利用したり,得られる管理会計情報の意義について考察したものである。
