21世紀における医学生および医学の使命
- 〔品 切〕(参考:本体価格 1,456円)
著者はWHO健康科学センター名誉教授で,本書は大分医科大学客員教授としての講義録である。医師となるための準備・健康教育・健康コミュニケーション・死および臨終に対する姿勢ならびに老人における末期医療・医師の倫理・エコロジーとQOL(生活の質)・看護の心の7章からなる医学概説。
沖縄の疾病とその特性
- 定価 5,500円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,わが国で唯一の亜熱帯地域に位置する沖縄において培われてきた地域医療・保健技術に関する研究論集であり,本土のみならず,隣接する東南アジア地域が抱える疾病,医療の問題にも応用可能なものと考えられる。
海外情報と九州
- 〔品 切〕(参考:本体価格 1,942円)
近世から幕末にかけて長崎出島から流出入した「海外情報」がどのように長崎で加工・習得され,伝播・定着したのか。それは,どのように日本の近代化に貢献したのか。そのダイナミズムをローカルとグローバルの視角で究明する。
文明批評家モンテスキュー
- 定価 2,420円(税率10%時の消費税相当額を含む)
名著『法の精神』の陰にかくれて,これまで充分に評価されることのなかった作品『ペルシア人の手紙』に着目。そこに展開される東西文明の比較論を検討し,歴史的な視点から新たな検証を試みる。笑いと風刺を交えて,巧みに表現される文明批評の真の意図は何処に。
Integration of Eastern and Western Psychosomatic Medicine
- 〔品 切〕(参考:本体価格 5,000円)
本書は,東西を結ぶホリスティック医学の核となる心身医学を提唱するとともに,日本の心身医学をアジアのみならず世界各地に紹介することを目指すものである。
マルチメディア環境と経済学
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は急速に進展する社会におけるマルチメディア環境整備について,経済学の立場からアプローチしたものである。第1部ではマルチメディアの経済社会的な位置づけについて議論し,第2部ではマルチメディア技術を利用して経済学でどのようなことが可能であるかを,具体的な解析テーマを設定して追求する。
会計的業績管理モデルの研究
- 〔品 切〕(参考:本体価格 5,800円)
管理会計は,各階層の管理者の計画と統制に役立つ情報を提供することを目的としている。本書は,会計手法を管理科学手法と融合させることにより展開し,これを問題解決に利用したり,得られる管理会計情報の意義について考察したものである。
唐代財政史研究 (運輸編)
- 定価 6,600円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は運輸の法制,水陸運路,駐泊施設,輸送手段,国倉,輸送費などの緻密な実証を重ねて,唐代運輸の全体像とその実態にせまった労作。車運研究では,輸送編成・運行日程のモデルを作るという新しい手法で,大唐帝国の壮大な陸運を枦枷させる。
日本型ジャーナリズム
- 定価 2,970円(税率10%時の消費税相当額を含む)
日本のジャーナリズムは,なぜ国民の知る権利とずれ,国民に背くか。著者は複眼の視点(研究者・元記者)から,ここに日本独特の構造的領域をあぶり出し,メスを入れ,国民のジャーナリズム不信の本質に分け入る。
平成不況とこれからの企業経営
- 定価 1,980円(税率10%時の消費税相当額を含む)
平成バブル不況は,思いのほか長期化しており,いわゆる日本的経営手法が日本においてさえも必ずしも永続的なものではないということが明らかになった。このような平成不況に直面し,岐路に立つ日本的経営の今後の方向性を探る。