ガンジス川流域の農村に広がる地下水汚染,安全な井戸作りに奮闘する日本のNGO団体,環境人類学の視点から援助のあり方を考える。砒素汚染を環境科学的に捉えるのではなく,村人の暮らしと砒素汚染の問題を文化人類学的観点から分析する。
第一章 遠い国の砒素汚染 バングラデシュへ/地下水砒素汚染問題の構造第二章 シャムタのはなし ――「貧しい人ほど砒素中毒になりやすい」―― シャムタという村/なぜ貧しい人が砒素中毒になるのか/ 村の食事と食材調達第三章 マルアのはなし ――「ただ水源を作ればいいということではない」―― マルア村と代替水源/水汲みは女子供の仕事――村のジェンダー 構造――/村の社会と代替水源の運営第四章 実践活動からわかること シャシャ郡の砒素汚染対策事業/利用者組合の運営第五章 私たちのできることは何か
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