目次
はしがき
第1章 本事例研究の背景設定
はじめに
第1節 背景1:日本の人口高齢化
第2節 背景2:1995年1月17日阪神大震災によるダメージ
第3節 研究の目的と研究上の問いかけ(research questions)
第4節 本書の構成
第2章 文献レビュー
はじめに
第1節 阪神大震災と他国の自然災害の健康への影響
第2節 政策形成と施行へのメディアのインプット
第3節 社会問題としての災害
第4節 家族の変容と脆弱性(vulnerability)
第5節 国家とコミュニティのかかわり
第6節 住まい
第7節 孤立化
第8節 ジェンダーと孤立化
第9節 津波とハリケーン
まとめ
第3章 研究手法
はじめに
第1節 研究手法
第2節 データ資料
第3節 研究者のジェンダーとその他の特徴の研究への影響
第4節 データ分析
まとめ
第4章 阪神大震災とその後 量的分析
はじめに
第1節 兵庫県健康調査
第2節 メディア資料の量的分析
まとめ
第5章 仮設住宅
はじめに
第1節 仮設住宅でのフィールドワークの背景
第2節 仮設住宅の分析
第3節 高齢者の幸福
第4節 高齢者の世話をすることとは
第5節 友人をつくる
第6節 出版された報告書などの紹介
まとめ
第6章 復興住宅
はじめに
第1節 メディアの復興住宅報道
第2節 復興住宅におけるエスノグラフィック・フィールドワーク
第3節 活 動
第4節 コミュニティワークの分析
第5節 メディア報道の焦点とトーンに対する人々の見方
第6節 生活再建のための政策における成功のめやす
第7節 震災ボランティア
第8節 コミュニティと人々の健康
第9節 独居高齢者と住まい
まとめ
第7章 「寂しい」という気持ち
はじめに
第1節 「寂しさ」と高齢者
第2節 独りでいることと孤独を感じること
第3節 「寂しい」気持ちと孤独感
第4節 高齢者とその成人した子供たちとの関係
第5節 近隣の人との意味のある人間関係 Z氏の事例
第6節 人間らしいつきあい
第7節 ふれあい
第8節 生きがい
第9節 ジェンダー
まとめ
第8章 「孤独死」
はじめに
第1節 Eye-catching/Attention-grabbing Headlines 人の目に留まる・注意を引く見出し
第2節 震災用語
第3節 将来への課題を提起する
第4節 「孤独死」と家族の完全欠如
第5節 コミュニティ変化に対する感情
第6節 老年期に対する感情
第7節 死に対する感情
まとめ
終 章 本事例研究のまとめ
はじめに
第1節 明らかになったこと
第2節 さらなる研究の必要性
第3節 本研究の独創性(originality)と
知への貢献(contribution to knowledge)
おわりに
巻末付録
参考文献
あとがき
索 引