Current Researches for Applied Economics, Information Systems, Mathematics and OR

シリーズ名
Series of Monographs of Contemporary Social Systems Solutions; volume 11
著者名
角谷 敦・前田純一 編
価格
定価 5,000 円 (税別)
ISBN
978-4-7985-0283-0
仕様
B5判 上製 116頁 C3033
発行年
2020年2月
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内容紹介

広島修道大学経済科学部教員が中心となって取り組んできた、経済科学という新しい学問的立場から社会システムの諸問題の解決に取り組んだ研究成果シリーズ第11巻。
 
第1章:企業の異質性を伴う産業内貿易による二国間での非対称な配分を解析的に特徴づけるために、メリッツモデルを非対称な二国からなる世界のモデルに拡張し、二国で貿易均衡の生産性の閾値、賃金、企業数がどう違うかを明らかにする。
 
第2章:IoT教育のフレームワークを構築し、社会人を対象とした第4次産業革命に向けた研修会のためのIoT教育プログラムを開発している。そして、研修会の実証実験の結果、ポジティブな結果を得たことを紹介する。
 
第3章:実階数3のリー環に付随する調和多項式について考察し、最初の一歩として、調和多項式の既約分解、およびその生成元を低次の場合に具体的に求める。その結果は積リー群SO(pSO(3)の最高ウェイトを用いて表されるが、実階数が2の場合の𝔰𝔬(p, 2)と比べるとかなり複雑な様相を呈することが明らかにされる。
 
第4章:内生的経済成長モデルを用いながら、公債の対GDP比率を固定した場合および税率を固定した場合の2つのケースについて、経済成長と公債の持続性に関する検討を行う。その際に内生的な出生数を導入し、経済成長と公債の持続性に関する分析に出生数の動きに関する分析を追加する。
 
第5章:突然変異戦略に着目し、JADEの性能を向上させるための研究を行う。悪い個体から良い個体に向かう方向差分ベクトルを用いる突然変異戦略がいくつか提案されているが、より安定した探索を実現するために、ある程度逆方向の差分ベクトルも使用する方法を提案する。
 
第6章:環境や自然資源の向上といった「外部経済効果」を目的とするEMP(環境管理計画)の社会経済的妥当性がいかに評価されたのかを検証する。そして、提案されたEMPを実施することで計画対象地域全体の社会的・経済的妥当性を示すEIRR(経済的内部収益率)が得られることを明らかにする。

目次

Preface

Chapter 1 A Note on a Melitz Model in Asymmetric Two-country World
                                       Koji Shintaku
 1. Introduction
 2. The Model
 3. Symmetric Two Countries vs Asymmetric Two Countries
 4. Comparative Statistics
 5. Concluding Remarks

Chapter 2 Development of IoT Educational Program for Workers to Learn about IoT
      from Hands-on Workshop

               Hiroyuki Dekihara, Toru Ochi, Ryuji Miyazaki and Takuro Ozaki
 1. Introduction
 2. Reports of METI and MIC
 3. Certification Program of METI
 4. The IoT Educational Program
 5. Experimental Workshop
 6. Conclusion

Chapter 3 Some Decomposition Formulas of Harmonic Polynomials in the Case of 𝔰𝔬(p, 3)
                              Ryoko Wada and Yoshio Agaoka
 1. Introduction
 2. Preliminaries
 3. Irreducible Decompositions of n
 4. Reproducing Formulas of the Irreducible Subspaces of n for n = 1, 2

Chapter 4 Sustainable Growth, Sustainability of Public Debt and Fertility
                                     Jun-ichi Maeda
 1. Introduction
 2. The Case of Fixed Deficit Ratio
 3. Steady State
 4. The Case of Fixed Tax Rate
 5. Conclusions

Chapter 5 A Study on a Directional Mutation Operation for an Adaptive
      Differential Evolution
         Setsuko Sakai and Tetsuyuki Takahama
 1. Introduction
 2. Optimization by Differential Evolution
 3. Related Works
 4. Proposed Method
 5. Numerical Experiments
 6. Conclusion

Chapter 6 Economic Analysis of Environmental Improvement around Ha Long Bay, Vietnam
                                     Hiroshi Hasegawa
 1. Introduction
 2. Approach and Methodology
 3. Questionnaire Survey
 4. Economic Analysis
 5. Conclusions

Contributors

著者紹介

新宅公志(しんたく こうじ)広島修道大学経済科学部助教(博士(経済学)、京都大学)
研究分野:国際経済学
 
出木原 裕順(できはら ひろゆき)広島修道大学経済科学部教授(博士(情報工学)、広島市立大学)
研究分野:多次元データ構造の開発と応用、ネットワークを利用した情報システム・アプリケーション
の開発、情報教育など
 
越智 徹(おち とおる)大阪工業大学情報センター講師
研究分野:三次元音響空間に関する研究、情報教育に関する新しいメディアの応用研究
 
宮崎龍二(みやざき りゅうじ)広島国際大学心理科学部准教授
研究分野:形状処理工学、画像処理、計算幾何学
 
尾崎拓郎(おざき たくろう)大阪教育大学情報処理センター講師
研究分野:教育工学、情報教育
 
和田涼子(わだ りょうこ)広島修道大学経済科学部教授(理学博士、上智大学)
研究分野:関数解析学
 
阿賀岡芳夫(あがおか よしお)広島大学大学院理学研究科教授(理学博士、京都大学)
研究分野:数物系科学、数学、幾何学
 
前田純一(まえだ じゅんいち)広島修道大学経済科学部教授(博士(経済学)、九州大学)
研究分野:数理経済学、理論経済学
 
阪井節子(さかい せつこ)広島修道大学商学部教授(工学博士、大阪大学)
研究分野:ゲーム理論、意思決定、直接探索法による非線形最適化、進化的計算及び群知能、ファジー
数理計画など
 
高濱徹行(たかはま てつゆき)広島市立大学大学院情報科学研究科教授(博士(工学)、京都大学)
研究分野:進化的計算及び群知能を含むNatural Computing、非線形最適化、機械学習など
 
長谷川 弘(はせがわ ひろし)広島修道大学人間環境学部教授
研究分野:環境影響評価、環境経済評価、農村環境

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