目次
はしがき 近藤倫明(北九州市立大学長)
第1章 教育の大転換時代
1 激変する社会環境
1.1 産業・社会の構造変化の時代
1.2 グローバル化の加速
1.3 サービス経済化の進展
1.4 技術革新の高速化
1.5 IT環境の急速な進展
1.6 構造変化が企業の人材マネジメントに与えた影響
2 社会が求める能力
2.1 企業が求める能力とは
2.2 高等教育機関で育成すべきとされる能力とは
2.3 諸外国の様相
2.4 キャリア教育の導入
2.5 大学教育の新しい流れ
2.5.1 FD(ファカルティ・ディベロップメント)
2.5.2 アクティブ・ラーニング
2.5.3 PBL(Project-Based Learning)
2.5.4 SL(Service Learning)
3 大学をとりまく環境の変化
3.1 ユニバーサル化した大学
3.2 「経営」が避けられなくなった
3.3 競争的資金の隆盛
3.4 大学の存在意義
3.5 強くなる若者の社会貢献意識
第2章 地域創生学群の開設
1 地域創生学群とは
1.1 設置目的と理念
1.2 開設の経緯
1.3 入学定員,入試についての議論
1.4 カリキュラムの考え方とコース制の採用
2 地域創生学群の教育の柱「実習」
2.1 地域での実践が学生を成長させるという信念
2.2 実習活動の事例(平成25年度)地域マネジメントコース
2.3 実習活動の事例(平成25年度)地域福祉コース
2.4 実習活動の事例(平成25年度)地域ボランティア養成コース
2.5 実習活動の事例(平成25年度)全コース対象
3 社会で求められる力を涵養する
3.1 地域創生力の設定
3.2 地域創生力アセスメントとポートフォリオ
4 地域社会との互恵関係
4.1 地域創生フォーラム
4.2 学外アドバイザリーボード委員会
5 地域創生学群の成果として
5.1 大学と地域との関係性の構築
5.2 地域創生力の涵養とそのプロセス
5.3 就職決定率100%
5.4 高い学生満足度
5.5 地域への貢献
第3章 「地域共生教育センター」設置による地域活動の全学的展開
1 開設の背景
1.1 学生と大学教育の新しい方向性
1.2 文部科学省GP事業へのエントリー
2 立ち上げの経緯
2.1 組織づくり
2.2 学内での位置付けと組織名の検討
2.3 地域共生教育センター(通称421Lab.)の理念と学生組織
3 プロジェクト紹介
3.1 3つの活動分類
3.2 プロジェクト一覧
4 副専攻環境ESDプログラム
4.1 副専攻プログラム開設の背景
4.2 副専攻プログラムの概要
4.3 副専攻プログラムの周知
4.4 これまでの成果と今後の展望
5 成果と今後
5.1 学生の参加状況 参加スタッフ
5.2 参加した学生のコメントから見る学びと成長
5.3 今後の展望
第4章 北九大方式の地域実践教育を全市に拡げる「北九州まなびとESDステーション」
1 開設の背景と経緯
1.1 実践型大学教育の拡大と課題
1.2 ESDに対する期待
1.3 大学間連携共同教育推進事業への申請と採択
1.4 ブランディングに向けた取り組み
2 事業の展開
2.1 目的と運営組織
2.2 事業の3層構造
2.3 まなびとプロジェクト(2013年4月,開所時)
3 これまでの成果と今後の展望
3.1 参加した学生の成長
3.2 地域の方々の声
3.3 運営体制と成果
3.4 今後の展望
第5章 もうひとつの学生支援北九大方式キャリア形成支援
1 キャリアセンターを立ち上げる
1.1 最初に行ったこと
1.2 当時の就職支援室の状況
1.3 支援行事の選択と集中
1.4 学生を巻き込む
2 キャリア支援の充実
2.1 学生プラザの開設
2.2 キャリアセンターの改装
2.3 インターンシップの充実
3 プロジェクト型インターンシップの導入
3.1 学生と大学がwin-winとなるプロジェクト
3.2 就職ガイダンス企画運営プロジェクト
3.3 キャリアセンターフリーペーパー制作プロジェクト
3.4 オープンキャンパスプロジェクト
3.5 「ニューウェーブ北九州」学生応援プロジェクト
3.6 ボクラノ
4 キャリアセンター開設の成果
4.1 学生の居場所としての「部活」
4.2 キャリアセンター来場者数
4.3 進路把握と就職率向上
4.4 学生と職員の接点
4.5 卒業生のロイヤリティ
5 キャリアに関する科目を新設する
5.1 新カリキュラムを提案せよ
5.2 北九大方式キャリア教育のコンセプト
6 各キャリア系科目の概要
6.1 キャリア・デザイン
6.2 コミュニケーションと思考法(現:コミュニケーション実践)
6.3 プロフェッショナルの仕事
6.4 プロジェクト演習
6.5 サービスラーニング 1・2
6.6 グローバルリーダーシップ論
6.7 地域の達人
7 キャリア系科目を設置した成果
7.1 多くの学生が受講してくれるようになった
7.2 授業評価の結果
7.3 学生の雰囲気が変わってきた
あとがき