社会科学
アジアの文化と教育
- 定価 2,420円(税率10%時の消費税相当額を含む)
今日,わが国においてはアジア諸国に対する関心がかつてない高まりをみせている。本書ではアジアの主要7カ国を選び,従来取り上げられることの少なかった教育面に焦点を置き,最近の発展を歴史的,社会的,文化的背景の下に紹介する。
合併財務会計政策
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,000円)
1960年代から70年代のアメリカで吹き荒れた企業合併運動。証券政策や財務政策,実際の合併事例の分析を通して,その変遷を財務的・会計的に明らかにした,若き学究の遺稿集。
ソフト経済の研究
- 定価 2,750円(税率10%時の消費税相当額を含む)
生産だけでなく,流通・事務部門での技術革新が進む今日,ソフト産業・情報産業など新しい形の「サービス産業」が簇出している。本書は経済の「ソフト化」「サービス化」を,国際化や都市化の動きとからめて,あるいは計量的方法を駆使して分析した論集である。
高齢化社会と家庭生活
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,500円)
高齢化が進むなかで,地方の時代の文化創造の一環として高齢者文化をいかに築くか。本書は九州地区の実態調査にもとづいて高齢者の生活を明らかにし,高齢者問題の解決と家庭生活の向上への提言を行う。
ドイツ社会民主党と農業問題
- 定価 5,500円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,世界恐慌期,農民層がワイマル体制に離反し,ナチスに傾斜していく要因を,ドイツ社会民主党の農業・農民政策の中に探ろうとするものである。この課題の解明のために,社会民主党の農業・農民問題への対応が,主としてワイマル・ドイツ農業構造との関連において考察されている。
華僑社会経済論序説
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,500円)
華僑は幇派=結合力を背景として,東南アジア地域に複合民族社会の一構成部分を形成するに至った。本書は華僑をめぐる歴史をふり返り,課題を明らかにし,展望を試みる,総合的研究方法による新しいアプローチである。
新版 現代信用理論批判
- 定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,傘寿を迎えた著者のここ10年あまりの間に発表された論文を1本にまとめたものである。その主題は,現代信用理論の成立とその解体=貨幣数量説の新系譜の生成・発展・崩壊の過程をあとづけたものである。
九州石炭産業史論
- 〔品 切〕(参考:本体価格 6,000円)
戦後わが国の石炭産業研究をリードしてきた著者の代表的論稿――九州石炭産業の生成過程,経済構造,中小炭鉱問題,賃金・失業問題に関するもの――を集約。日本経済史の一環としての石炭産業史研究に欠かせない一書となろう。
トマス主義の法哲学
- 定価 7,150円(税率10%時の消費税相当額を含む)
今日までのわが国の法律学・政治学の思考枠組であった新カント派的観念論の死滅を宣して,現代の存在論的傾向の諸哲学派の中心勢力をなすトマス主義の立場から,法哲学の新しい体系を提示する。
トマス主義の憲法学
- 定価 7,150円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,仏・独の主要なトミストの憲法学者の理論の分析などにより,わが国の憲法学界の思考枠組を形成している新カント派的な観念論的傾向を真向から批判し,新しい存在論的憲法学の基礎理論を提供する大胆な試みである。