民法雑考
- 定価 2,750円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は明治・大正の古典的民法学から脱皮して,新時代の現実社会に産まれ出ようとしつつある昭和民法の学問的端緒を拓きたいとの野心に燃えつつ著者が行った民法特殊講義の草稿「民法雑考」と「借地借家法原理」を収録した。

Ando Soils in Japan
- 定価 11,000円(税率10%時の消費税相当額を含む)
Ando Soils(火山灰土)は,特異な土壌としてその実体解明と有効利用に関心が高まっている。本書は,世界でも最高水準にある日本の火山灰土研究の成果と,土壌研究者が広く利用できるデータ・ベースを収めている。

日本選挙制度史
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
日本の選挙法は,被選挙権の実行を大きく制限する自由諸国中独得の法体系を1925年の普通選挙制の採用以来形成している。憲法の民主的改正を経てもこの体系が維持される歴史的経緯を,立法資料を綿密に検討して解明したもの。

Economic Planning and Agreeability
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書では,合理的な長期経済計画の純理論上の分析的側面に関して厳密な理論的基礎を提供するために,アグリーアブル・プランという現実的なプランが数理的に分析され,しかも導出された種々の帰結が公理的かつ整合的に展開されている。

地域経済システムの研究
- 〔品 切〕
全体経済を視野におき,進化的情況を前提として,それぞれの研究を通じ,少なくとも地域経済の発展に貢献したいという共通理念に立って,相互協力体制の下で続けられた研究成果のまとめである。

デューイの習慣論
- 〔品 切〕
デューイのすべての教育学,論理学,哲学,心理学,倫理学の根底に実験的習慣論が位置しており,この習慣概念の立体的把握なくして彼の自然主義的経験論の核心は捉えられない。デューイの習慣論の基本原理をまとめた労作。

西洋倫理思想史 下
- 〔品 切〕
ホメロスから現代にいたる道徳思想を叙述することによって,道徳的概念は永遠,不変なものではなく,特定の歴史的伝統,社会制度を背景にして成立してくるのであり,その成立には哲学者たちの仕事が大きく貢献していることを示す。
