Recent Advances in Physiological Anthropology
- 定価 16,500円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は, 1996年9月に奈良で開催された第3回国際生理人類学会議において発表された内容をもとに, 人工照明, 快適性, 温熱環境, 人間行動, ストレス(阪神大震災時のストレスも含む), 加齢をキーワードとして精選された英文論文集である。
ドイツ財政調整発展史
- 定価 7,920円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は西ドイツで発展した財政調整を戦後から統一に至るまでフォローした力作である。とりわけ第二次大戦後,「富裕」州と「貧困」州の間の水平的財政調整はいかに「発見」され,どのように発展してきたか,その過程でどんな波乱があったのか,が本書のライトモティーフとなっている。
熱帯昆虫学
- 定価 7,920円(税率10%時の消費税相当額を含む)
熱帯昆虫の生活史(休眠,周期性,擬態,分布など)を温帯と比較して考察するとともに,熱帯の主要昆虫群の分布,分類,熱帯固有群,生態の概要などを記述。熱帯昆虫の採集,調査,研究,保護問題に必須の書。
東欧の市場経済化
- 〔品 切〕(参考:本体価格 4,500円)
本書では,東欧における中央計画経済の失敗の背後にある主な要因は中央計画経済の不完全な構造に関連しているため,経済の基本的構造の改革および,中央計画経済に起因する歪みの排除が,東欧の移行経済おける経済危機の解決のためには是非とも必要であるということが論じられる。
イギリス関税改革運動の史的分析
- 定価 7,150円(税率10%時の消費税相当額を含む)
20世紀の初頭,パックス・ブリタニカ体制の中心国イギリスで関税改革運動=論争が高揚した。イギリス商業界の政策志向を分析しつつ,チェンバレンの帝国構想に接近し,世紀転換期におけるイギリス帝国主義の特質を解明する。
少年団運動の成立と展開
- 定価 8,360円(税率10%時の消費税相当額を含む)
日本の少年団運動は英国のボーイスカウト運動の影響を受けて大正年間に成立する。その後軍部の影響力のもとに学校少年団として別途発展し,戦時下でボーイスカウト系少年団とともに統合される。戦前の少年団運動とは何であったかを新資料をもとに追求する。