言語学からの眺望 2013
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
意味論・語用論,統語論,音韻論など様々な視角から総合的な言語研究を行う26編の論文集。福岡言語学会創立40周年記念。 (さらに…)
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古代東アジアの知識人 崔致遠の人と作品
- 定価 5,280円(税率10%時の消費税相当額を含む)
『古代東アジアの知識人崔致遠(さいちえん)の人と作品』(九州大学韓国研究センター叢書2)は九州大学教育研究プログラム・研究拠点形成プロジェクト(P&P/B2)として採択された「崔致遠撰『桂苑筆耕集』に関する総合的研究」(平成十三年度~ 十四年度)と科学研究費補助金(基盤研究〈B〉平成十七年度~ 平成十八年度)「朝鮮古代の文人官僚・崔致遠の人と作品に関する歴史文学的研究」の研究成果を選択的に整理し編集した論集である。 二つの研究プロジェクトの課題は、日本の東洋学の成果に基づき、朝鮮学の研究...
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麻生太吉日記 第三巻
- 定価 11,000円(税率10%時の消費税相当額を含む)
大正後期から昭和への改元を見るこの時期は、麻生太吉にとっても多難な時期であった。第一次大戦の反動不況に加え関東大震災の発生による経済不況に対応すべく三井・住友等と連絡を図りながら福岡県下の中小銀行の合同や信託銀行の設立を企図した。他方、炭鉱事業においては鈴木商店系の炭鉱を傘下におさめ、セメント事業の展開のため鉄道輸送の充実展開を図った。麻生太吉が主要な役割を果たした九州水力電気は宮崎県・熊本県へ進出している。政治的にも貴族院議員の辞職、政友会の分裂の中で、程度大切油断大敵を心に刻んでいる。 (さ...
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リヒトホーフェン日本滞在記
- 定価 3,740円(税率10%時の消費税相当額を含む)
幕末から明治初期に日本を訪れ,滞在記や日本および日本人に関する著作を著した外国人は数多い。R. オールコックやE. サトウのような英国人外交官の諸著作が有名であるが,本書のようにドイツ人の著した滞在記は珍しい。本書は幕末の1860年と明治初年の1870年の二度にわたり訪日を果たした,プロイセン出身の近代地理学の大家フェルディナント・フォン・リヒトホーフェン(1833~1905)が日本滞在中の体験を記した日記の翻訳である。一度目目の滞在記では江戸とその周辺の印象,幕府との条約締結交渉の過程や攘夷に...
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