タイプフェイスとタイポグラフィ 〔改訂版〕

著者名
白石和也・工藤 剛・河地知木
価格
定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
ISBN
978-4-87378-829-6
仕様
B5変形判 並製 262頁 C3078
発行年
2004年4月
その他
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内容紹介

本書は、文字のはじまりから書体の変遷、活字やモダン・タイポグラフィの歴史をコンパクトに分かりやすく述べ、レタリングの実際的な考え方や書き方の要領を一冊にまとめたものである。

デザイナーとしてレタリングやタイポグラフィを確かにしておこうと考えている人、レタリングをやってみようかなと考えている人には好適な手引書であり、デザインや建築関係の学校のテキストとしても適している。

目次

はじめに
改訂にあたって

 1 歴史編
 
序 章
  1 文字のはじまり(絵から絵文字へ)
  2 表音文字
  3 ギリシア文字(最初のアルファベット)
  4 ローマ文字
  5 アンシャル・スクリプト
  6 ハーフ・アンシャル・スクリプト
  7 イタロ・サクソンのイニシャル
  8 カロリング朝小文字書体
  9 聖書のイニシャル
 10 テクストゥラ・ブラックレター
 
第1章 タイプフェイス(活字のデザイン)
  1 インキュナブラ(初期刊行本)の活字
  2 インキュナブラのイニシャル
  3 イタリック体
  4 ファン・ダイク
  5 オールド・フェイス
  6 オールド・フェイス・ヴェネチアン
  7 ガラモンの活字書体
  8 木版のイニシャル
  9 ネオクラシック・イングリッシュ・タイプフェイス
 10 キャスロン
 11 バスカヴィル
 12 トランジショナル(過渡期的書体)
 
第2章 活字の変遷
  1 モダン・フェイス
  2 ワルバウム
  3 ファット・フェイス
  4 エジプシャン
  5 クラレンドンとイオニックス
  6 サンセリフ
  7 オールド・スタイルの復活
  8 今日のボドニ
  9 ディスプレイ文字
 10 木活字
 11 コッパープレイト(銅版)のスクリプト書体
 12 モリスの活字体
 13 ゴールデン・タイプについて
 14 アール・ヌーヴォーの書体
 
第3章 20世紀のタイポグラフィ
  1 今日のタイポグラフィのルーツ
  2 バウハウスの実験的なタイプフェイス
  3 20世紀のローマン書体
  4 工学技術の進歩による影響
  5 ニュース・ゴシック
  6 ギル
  7 ディープディーン
  8 タイムズ・ニュー・ローマン
  9 フーツラ
 10 ロックウェル
 11 ヘルヴェチカ
 12 ユニヴァース
 13 コンコルド
 14 アクツィデンツ・グロテスク
 15 シンタックス
 16 ツァップ・チャンスリー
 17 ポプル・ポンティフェックス
 18 スウィフト
 19 フォルマータ
 20 ストーン
 21 ベオウルフ
 22 ワイデマンのコーポレートA-S-E
 
第4章 漢字のはじまり
  1 表意文字
  2 甲骨文字
  3 金石文字
  4 篆書体
 
第5章 書体の移り変わり
  1 隷書体
  2 行書体・草書体
  3 楷書体
  4 漢字
  5 宋朝体
  6 漢字仮名交じり文
  7 平仮名
  8 片仮名
 
第6章 活字と書体の創造
  1 活版印刷
  2 明朝体
  3 勘亭流
 
第7章 近代日本のタイポグラフィ
  1 活版のはじまり
  2 明朝築地体の成立─東京印刷所
  3 明朝秀英体─秀英舎
  4 分合活字─官営印刷出版の系譜
  5 ポイントシステムによる活字─築地体、秀英体以後の展開
  6 写植の誕生
 
第8章 和文タイポグラフィの現状

 2 実技/和文編
 
第1章 レタリングについて
 
第2章 レタリングにあたり
  1 文字はバランスである
  2 文字の見方
  (1) 図と地
  (2) 全体像をみる
  (3) 字形
  (4) 視覚調整
  (5) 字体について
  (6) 画数と線幅
  (7) ライン
  (8) ウェイト
 
第3章 フリーハンド・レタリング
  1 鉛筆によるフリーストローク
  2 筆順
  3 平筆の使い方
 
第4章 漢字
  1 永字八法
  2 分析図
  3 デッサンから仕上げへ
  4 配列
  5 レタリングにあたって
  6 注意事項
 
第5章 ひらがな
  1 特徴
  2 構造
  3 注意事項
 
第6章 カタカナ
  1 特徴
  2 注意事項
 
  常用漢字一覧(太明朝体、太ゴシック体)
  人名用漢字別表(太明朝体、太ゴシック体)
 
第7章 資料

 3 実技/欧文編
 
第1章 欧文書体
  1 日本語とラテンアルファベット
  2 書体の分類
 
第2章 欧文各書体の分類上の特徴
  1 ゴシック
  2 ヴェネチアン
  3 オールド・ローマン
  4 トランジショナル
  5 モダン・ローマン
  6 エジプシャン
  7 サンセリフ
  8 スクリプト
  9 ファンシー(オーナメント)
 
第3章 字形
  1 モデュール
  2 字面
  3 ウェイト
  4 ファミリー・フォント・シリーズ
  5 スペーシング
  6 視覚調整
  7 文字の大きさと視覚調整
 
第4章 和文と欧文の混植
  1 黒味の違い
  2 設計上の違い
  3 均質化の注意点
  4 構成とエレメント
  5 字形別名称
 
第5章 フリーハンド・レタリング
  1 フリーハンド・レタリングのねらい
  2 カーペンターペンシルによるフリーストローク
 
第6章 欧文と数字の注意事項
 
第7章 欧文書体の色々

索引
参考文献

著者紹介

白石和也(しらいし かずや)
1966年、ハワイ大学大学院修了。視覚デザインでMFA(修士号)を得る。
元九州産業大学芸術学部教授。日本デザイン学会、日本美学会会員。

工藤 剛(くどう つよし)
1960年、佐賀大学教育学部特設美術科卒業。
元九州造形短期大学デザイン科教授。日本デザイン学会会員。

河地知木(かわち ともき)
1966年、佐賀大学教育学部特設美術科卒業。
1991年より、九州産業大学芸術学部教授。日本デザイン学会会員・評議員。
二科会デザイン部会員・中央運営委員、九州デザイン協会会員・副代表。
SDA大賞、SDA最優秀賞/SDA賞・通産大臣賞、GOODデザイン賞(2006年)
Town Fittings: Intervention with Ceramic Material 第一位 特別賞受賞 等

学術図書刊行助成

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