人文科学

西南諸藩と廃藩置県

西南諸藩と廃藩置県

長野 進 編
〔品 切〕(参考:本体価格 9,000円)
本書は,西南諸藩について,幕藩制解体期から明治初期にかけての変化を統一的に分析し,廃藩置県が遂行できた客観的基盤を解明し,明治維新史研究の新たな展開を目指した論集である。
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幕末期佐賀藩の藩政史研究

幕末期佐賀藩の藩政史研究

木原溥幸
〔品 切〕(参考:本体価格 9,500円)
明治維新に名を残した西南雄藩佐賀藩の天保から慶応にかけての藩政の動きを,農村支配,長崎警備,藩財政構造,国産奨励,藩軍事力,長崎貿易などの点から克明に論究することによって,藩体制の再編,強化を通して富国強兵を成し遂げ強大な軍事力をもつに至った過程を総合的に分析する。
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ドイツ語における音韻過程

ドイツ語における音韻過程

行重耕平
定価 6,600円(税率10%時の消費税相当額を含む)
 本書は,生成音韻論に属する語彙音韻論,不完全指定および素性ジオメトリー(素性階層)を中心として現代ドイツ語の音韻過程を理論的に考察したものであり,音韻論一般に興味を持つ人々にとっての入門書的役割をも果たすことができる。  
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記憶のリハーサル機構

記憶のリハーサル機構

山口快生
定価 5,720円(税率10%時の消費税相当額を含む)
 リハーサルは,記憶情報処理過程において最もよく使用される記銘的操作のうちの一つであり,記憶研究の焦点の一つをなす問題である。本書では独自な方法を工夫し,14の実験を通じて研究を行い,記憶情報処理過程におけるリハーサルの機能と役割について新しい事実を発見している。
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英語学論考

英語学論考

添田 裕
定価 3,850円(税率10%時の消費税相当額を含む)
 本書は,長年英語科で研究・教育に携わってきた著者が英語史,英語音声学,英語音声教育,英語教育の4分野に関してまとめたものである。たとえば英語の破裂音の特徴を音声学的に分析し,それを音声教育やテストに活かす具体例を豊富に示している。
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心理学[原著第5版]

心理学[原著第5版]

W.メッツガー/大村敏輔 訳
定価 15,400円(税率10%時の消費税相当額を含む)
 本書は『視覚の法則』と並ぶメッツガーの主著であり,ゲシュタルト心理学の今世紀最大の理論的遺産である。物理世界と精神世界とを「同一物の二景」とみなす彼の所論は精神物理学(心身問題)の核心にふれるものであり,現在の心理学のみならず,精神分析学やエソロジーなどの隣接諸科学に対しても貴重な知見を提供する。
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漁場利用の生態

漁場利用の生態

田和正孝
〔品 切〕(参考:本体価格 7,000円)
本書は,漁業地理学的研究の中から特に漁場利用形態の研究をとりあげ,その文化地理学的,生態地理学的位置づけを試みるものである。従来,漁業地理学で扱われてきた研究の枠組をふまえ,自然的環境としての漁場の利用とともに,漁業者が認知する文化的環境としての漁場の利用について考察する。
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海外情報と九州

海外情報と九州

姫野順一 編
〔品 切〕(参考:本体価格 1,942円)
近世から幕末にかけて長崎出島から流出入した「海外情報」がどのように長崎で加工・習得され,伝播・定着したのか。それは,どのように日本の近代化に貢献したのか。そのダイナミズムをローカルとグローバルの視角で究明する。
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文明批評家モンテスキュー

文明批評家モンテスキュー

西嶋幸右
定価 2,420円(税率10%時の消費税相当額を含む)
 名著『法の精神』の陰にかくれて,これまで充分に評価されることのなかった作品『ペルシア人の手紙』に着目。そこに展開される東西文明の比較論を検討し,歴史的な視点から新たな検証を試みる。笑いと風刺を交えて,巧みに表現される文明批評の真の意図は何処に。
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英語の動詞[新訂版]

英語の動詞[新訂版]

木下浩利
〔品 切〕(参考:本体価格 3,200円)
本書は,英語動詞の形とこころを考察する一つの試みである。個々の文法形式および助動詞に,一つあるいは互いに関連した一連の意味を与え,現実の場でその意味がどのように変容するかを解明するのが,本書のねらいである。
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学術図書刊行助成

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