ドイツ観念論(フィヒテ,シェリング,ヘーゲル,西田)と対決して,<超越論>・<形式的倫理学>から<内在論>・<実質的倫理学>へと従来のカント解釈を反転させる視点から,衰退しつつある現代の哲学・倫理学の再興の方途を提唱する。
I カント第1章 哲学再興の途第2章 「立ち現われ」概念導入の試み カントの経験理論の完成のために 第3章 「良心」倫理学の構築 カントの道徳理論の完成のために II フィヒテ第4章 批判哲学と知識学との差異第5章 行為の哲学とその限界 前期フィヒテ知識学の一考察 III シェリング第6章 経験論哲学と哲学的経験論の間 ロック カント シェリング 第7章 人間的自由の本質をめぐって スピノザ カント シェリング IV ヘーゲル第8章 ヘーゲルの経験理論とその挫折 『意識経験学』から『精神現象学』へ 第9章 道徳性と人倫性 ヘーゲルとの対決 V 西田第10章 実在としての「純粋経験」 西田哲学の矛盾的構造
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