本書は,最近問題となっている小型肺癌の分子生物学的特徴,診断上の問題点,治療法についての最新の知見をまとめたものである。肺発癌の分子機構に関する基礎的研究,新しい機器や技術を駆使した診断法,外科療法からレーザー治療・放射線療法・化学両方に至る治療法など,小型肺癌に対する各領域のホットな話題が包括的に含まれており,今後の肺腫瘍学が進もうとする方向を明快に示してくれる。
I.前癌病変と早期微小肺癌の分子病理学 気道異型上皮におけるp53の発現と遺伝子異常/胸部X線無所見気管支原発 早期扁平上皮癌の遺伝子変化/肺異型腺腫様過形成の病理学的特徴と遺伝 子異常/小型肺癌の分子病理学的解析と臨床像II.小型肺野部肺癌の診断 切除径15mm以下の微小肺野型腺癌のCT画像と野口らの病理形態分類との対 比検討/コンピューター画像解析/らせんCTの肺癌検診への応用/CTガイ ド下気管支鏡生検III.<特別講演>肺癌早期診断についての将来の展望IV.小型肺癌の治療 術式の選択/肺野小型肺癌(2cm以下)の手術成績/進行癌の治療/中心型 早期肺癌のレーザー治療/肺門部早期肺癌に対する気管支腔内照射
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