闇の王国・光の王国
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
無限遠からの照射に浮かぶ二つの究極の言説。闇と光の司祭による否定と肯定の,戦慄と晴朗のユートピア空間。過去・現在から未来に延びる想像力の光芒。 (さらに…)

アジアの都市計画
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
今後,国際社会の中で果たすべき役割を認識して,アジアに開かれた国際都市づくりを進めなければならず,各国で異なる枠組みを持つ都市計画を把握し,都市のあり方を模索することは重要であり,今後の国際化推進には必要不可欠である。 日本都市計画学会九州支部のこれまでの交流事業で培ってきたグローバルな人的ネットワークを活かして,アジアの国々で都市計画の行政・研究等に従事している方々が,各国の都市計画の仕組みを執筆している。 (さらに…)

癌の多様性からみた小型肺癌の基礎と臨床
- 定価 3,300円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,最近問題となっている小型肺癌の分子生物学的特徴,診断上の問題点,治療法についての最新の知見をまとめたものである。肺発癌の分子機構に関する基礎的研究,新しい機器や技術を駆使した診断法,外科療法からレーザー治療・放射線療法・化学両方に至る治療法など,小型肺癌に対する各領域のホットな話題が包括的に含まれており,今後の肺腫瘍学が進もうとする方向を明快に示してくれる。 (さらに…)

西海捕鯨の史的研究
- 定価 9,350円(税率10%時の消費税相当額を含む)
平戸藩生月島の益冨組を軸とする江戸期の捕鯨組識である鯨組経営の実態や,維新後のわが国捕鯨業の衰退・転換過程のなかで設立された捕鯨会社の経営実態の特質を分析する。また,鯨組主益冨氏の捕鯨業全般を記した絵と文章で構成された『勇魚取絵詞』の成立の経緯とその意義を究明する。 (さらに…)

台湾の原住民と国家公園
- 定価 3,740円(税率10%時の消費税相当額を含む)
台湾の国家公園(日本の国立公園に相当)は,形式的な所有権・利用権を主張して政策を展開しようとする台湾政府と,歴史的実態をもとに対処しようとする原住民族という対立の中にある。 本書は,このような原住民,国有林および国家公園をめぐる3者の対立,矛盾関係を土地所有制度や林産物利用に着目して詳細な歴史的分析を行い,更に原住民に対するアンケート調査等による社会学的解明を行って,今後のあり方を検討・提言したものである。 (さらに…)

21世紀に向かっての変革
- 定価 2,200円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書では,1980年代まで日本の経済発展を支えてきた従来型の産業構造の行き詰まり,バブル崩壊,冷戦体制の崩壊による国際競争の激化など,困難な時代を迎えている日本の将来を考える。

地域主義と国際秩序
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
ポスト冷戦の世界秩序のゆくえとの関連で大きな注目を集めている地域主義の現状と問題点をバランスよくコンパクトにまとめた論文集。国際的にも高い評価を受けている必読書。

空間へのパースペクティヴ
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,400円)
「空間」というテーマをめぐって哲学,地理学,考古学,文化研究,政治学,法学,経済学による考察がぶつかりあい,私たちの生活や文化・社会の在り方,更には「近代」や知の枠組みを見直す多角的な視座を提供する。

法の経済学
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,400円)
過去20年の歴史の中で,法と経済学の分野は,最新の経済学的手法を使って,法的ルールの性質を理解し,それらのルールの改革の可能性を考えるまでになった。本書は不法行為法,契約法,財産法,訴訟などの問題をとおして最新の研究成果を提供している。

スコットランド啓蒙研究
- 定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
スコットランド啓蒙の論者達は,経済改善運動と啓蒙運動とがパラレルに展開するなかで形成されてきた近代市民社会とその未来像をどのようなイメージで理解しようとしたのか,この検討によってアダム・スミスの啓蒙における位置と彼の経済学の楽観主義の意味が明らかになる。
