アメリカにおける広域行政と政府間関係
- 定価 6,380円(税率10%時の消費税相当額を含む)
分節地方政府に対する伝統的改革論と公共選択論の理論的問題の考察と,リージョナリズムの担い手である広域協議会の役割と機能の分析により,アメリカにおける広域(大都市圏)レベルの政府間関係を明らかにする。(第20回東京市政調査会藤田賞受賞)

サービス論争批判
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
戦後わが国のマルクス経済学界の主要論争の一つであるサービス論争を取り上げ,サービス労働の価値形成性を否定する通説派,肯定する反通説派のいずれをも批判し,著者独自の立場からその価値形成性の論証を試みる。

スウィフトの詩
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
これまで『ガリバー旅行記』や『桶物語』などの散文の陰に隠れて,スウィフトの詩はさして注目されなかったが,近年ようやく脚光を浴びるようになった。本書は,伝記をからめつつ詩人としてのスウィフトを論じた,日本で初めての本格的研究書である。

言語学からの眺望
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,398円)
異なる視点に立てば,ことばの異なる様相が見えてくる。本論集の研究はその視点も射程も多岐多様であり,音声,文構造,意味,認知の問題などの分野について,現代の言語研究の地平を眺望する。福岡言語学研究会20周年記念論文集。

野菜の起源と分化
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,800円)
本書は,主要野菜34種類の成立や分化について解説し,これからの品種展望を試みたものである。食生活に欠かせない野菜についての理解を深め,生産のあり方を考えるガイドブックとなるであろう。

ヒューマニティー
- 定価 1,650円(税率10%時の消費税相当額を含む)
日本人間性心理学会は,1982年の発足以来,人間性とは何かを理解する真の心理学をめぐって討論を重ねてきた。本書は1992年の第10回大会の講演,対談,方法論セミナーの記録を編集したものである。

資本と時間
- 定価 6,380円(税率10%時の消費税相当額を含む)
近代経済学研究の中核をなすオーストリア派資本理論。本書ではその先行者からヒックスにいたる理論的発展過程を,原典に即し体系的に整理し,集大成する。

貨幣数量説の新系譜
- 定価 3,630円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は銀行券論争において戦後わが国の信用理論研究をリードしてきた著者が,俗流化の極にある貨幣数量説に対し根底から批判を加えた論文集であり,銀行券論争の1970―80年代を背景にした展開が行なわれている。

間接税改革の国際比較
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,000円)
本書では,日本,イギリスおよびインドの付加価値税タイプの消費税制度の内容と運用の実態を明らかにし,その財政・経済効果を分析する。さらにこの3カ国の分析結果を比較検討し,先進国と開発途上国での税制改革ことに間接税改革のあり方と意義を考究する。

芸術作品と時間
- 定価 2,420円(税率10%時の消費税相当額を含む)
音楽と絵画――時間芸術,空間芸術という観点からは両極的存在に見える両者を,それぞれ,時間という観点から究明することによって,終極的には,両者の芸術作品としての根元的共通性を明るみに出す。
