本書は,農業基本法農政下で衰退してきた地域農業を,生活共同体を中心とする経済社会全体の再生という視点から捉え直すとともに,佐賀農業に関する豊富な統計諸資料や実態分析をもとに,その再生のあり方として都市と農村との多様な交流に依拠したところの交流型農業を展望している。
第1部 農業基本法農政下の地域農業第1章 農村の論理と都市の論理 ――農業を中心とした農村と工業を中心とした都市―― 第2章 農業基本法農政による農業の近代化第3章 都市化の進展と地域農業第4章 水田稲作農業の現状と課題第5章 農産物流通に見た佐賀農業の課題――青果物流通を事例に―― 第6章 地方都市の食と農をめぐる問題 第2部 地域農業再生への胎動第7章 経済システムの再構成と農業・農村第8章 地域農業の再構成第9章 佐賀県下における交流型農業の動向第10章 伊万里市における農産物直売所と消費者需要第11章 七山村におけるオールタナティヴな農業の展開 ――農産物直売所「鳴神の庄」の取り組みを中心に――
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