社会科学
現代西ドイツの企業経営と公共政策
- 定価 3,630円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,西ドイツが遂行しつつある経済構造調整過程に対して,ミクロ的な企業経営過程とマクロ的な公共経済過程との両側面から,理論的な分析,総合的なアプローチを試みたものである。
新しい社会運動と緑の党
- 定価 3,960円(税率10%時の消費税相当額を含む)
新しい社会運動の中から生まれた緑の党は,1983年に政党システムに定着し,西ドイツ政治過程に衝撃波を発している。本書は,福祉国家の再構築の試みを,新しい社会運動・緑の党・労働組合運動三者の問題圏から分析したものである。
ナショナリズムの動態
- 定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
ナショナリズムの解明は,現代政治学における最大の課題のひとつである。本書は,ナショナリズムの実態的側面に照明をあて,主体的運動と客観的環境との動態的関連の分析を試みた論集である。
日本における海洋民の総合研究(下)
- 定価 5,280円(税率10%時の消費税相当額を含む)
日本を代表する海洋民である沖縄の糸満系漁民の生成発展を総合的に分析し,日本における海洋民の本質に迫る。諸専門分野の調査・研究を集大成した本書は学際的成果の交換による新しい知見の論文集であり,全体としての体系的な成果が期待される。
中国企業会計の構造と分析
- 定価 5,170円(税率10%時の消費税相当額を含む)
中国における会計理論と会計実践を歴史的,論理的に解明し,その現況を分析した最新の理論研究書。経済体制改革のなかで進展しつつある企業管理と会計制度の改革を構造的に分析。中国の経営経済・会計を学習し,欧米の簿記・会計理論と比較研究する上でも最適の書である。
生産諸関係論としての経済学の成立
- 定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
現代の資本制的生産を分析するための基礎理論構築へむけて,マルクスの著作の形成過程を学説形成史的に追跡し,マルクス自身の用語法に即して再検討を加える。
市場環境の変化とマーケティング
- 定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
消費者の欲求に合った企業活動の開発が今日ほど望まれているときはない。本書は,30数年間,広告業界でマーケティングの業務にたずさわってきた著者の経験して得た知識をまとめたものであり,特に,広告とPR,市場調査の各章は実務に寄与するものと思われる。
西日本民俗文化考説
- 定価 7,700円(税率10%時の消費税相当額を含む)
著者は昭和初年より各地の民衆生活史,民俗行事,説話伝承に関心を持ち,実地踏査をおこない,取材,記録を重ねてきた。本書はその集積を宗教・芸能の二篇に分けて体系化,集大成したものである。
現代企業の活性化問題
- 定価 2,530円(税率10%時の消費税相当額を含む)
国際化と成熟社会の浸透する中で,現代日本の企業の当面する課題を指摘し,企業活性化への道を明らかにしたものである。研究者,学生ならびに実務家(労使)にとっての今日的課題であり,必読の書である。
九州における近代産業の発展
- 定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
地方経済の停滞,「東京一極集中」といわれる状況がすすむなかで,明日の展望を構築するために,九州経済がかつてもった輝やかしい先駆的な事績,日本資本主義発展の各段階で担った先導的役割を考察する。