社会科学
子どもの仲間集団と地域社会
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,800円)
近年,子どもの問題行動は急速に増加し,現代社会はもはやそれ自体が子どもの発達にとって問題的となっている。本書は,実証的な調査研究の成果を踏まえた,子どもの仲間集団と地域生活に関する社会学的研究である。
憲法保障制度論
- 定価 7,150円(税率10%時の消費税相当額を含む)
英,米,独,仏にわたる比較法的視野をもって,憲法裁判の本質,解釈,機能,限界を論じ,ことに独創的な見識をもって19世紀ドイツ各ラントから中世に遡るその起源を検討したもの。遺稿となった碩学のライフ・ワークたる標題学位論文ほか8篇の代表的論文を所収。
刑事訴訟法の基本理念
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,600円)
刑事訴訟法にあっては,その根底に流れて法体系を可能ならしめている法の基本理念を理解することは何よりも重要である。本書は,法哲学,法史学,比較法学等の視野から,また,法の実践分野をふまえ広く深く法の基本理念を研究した書である。
日本の総選挙1983年
- 定価 8,800円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は1983年の「田中判決批判」を主な争点にした総選挙を政治・経済・社会の歴史の中におき,その経過と特徴と意味を,報道,文献,調査の諸資料に基づいて全国と代表選挙区にわたり詳細に分析した。
グロチュースとその時代
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,500円)
グロチュース学説形成の背景と彼自身とのかかわり合いを探り,核時代に生きる現代のわれわれに彼が残した「歴史の教訓」とは一体何であったか,その現代的意義を問い,これを明らかにしようとする。
不確実性下の経済・経営システムの研究
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,500円)
本書は不確実性の時代,乱気流の時代などと言われる現代の情況の変化,社会の変化をふまえ,新しい時代に対応する経済・経営問題の研究に関する論文を集めたものであり,人間・生物を含む社会・経済・経営への新しい数学的適用のあり方を模索する。
サービス経済論序説
- 定価 3,300円(税率10%時の消費税相当額を含む)
第三次産業・サービス部門の現状分析・批判の理論としてマルクス生産的労働論を再構成し,唯物史観・労働価値論・再生産論におけるサービス部門の位置を解明し,サービス経済論の体系化を図る。
農産物価格支持制度の研究
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
日本に食糧自給のための農産物価格支持制度を確立するために,米欧の諸制度を分析・批判する。その分析視点は,制度の民主主義的性格と国家独占資本主義的性格とをその機構と機能に即して探究することである。
公務員労働関係の構造
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
行政学の視角から公務員の労働関係の問題にアプローチしたユニークな労作である。第一部 公務員労働関係の理論――行政学的接近/第二部 イギリスにおける公務員労働関係の展開――公務ホイットレイズムの変遷
教育の人間学的研究
- 定価 2,750円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は故・小林博英教授が教育哲学者として開拓された三つの研究領域(ルネサンスの教育論,教育人間学,教育価値論)それぞれの代表的な論文を編集したものである。豊かな学問的素養と真摯で透徹した実存的思索とが見事なアンサンブルを奏でている。