韻文訳 妖精の女王

著者名
エドマンド・スペンサー/福田昇八 訳
価格
〔品 切〕
ISBN
978-4-7985-0188-8
仕様
A5判 上製函入り(二分冊) 上418頁・下434頁  C1097
発行年
2016年10月刊行
その他
2017年度 日本翻訳家協会賞 第54回 日本翻訳文化賞 受賞
ご注文
  • 紀伊國屋
  • amazon
  • 楽天ブックス
  • セブンネットショッピング

内容紹介

原作はシェイクスピアと同時代に、詩人エドマンド・スペンサーによってエリザベス1世に捧げられた長編叙事詩で、質量ともに英文学の最高峰を誇る。全6巻と断篇からなり、アーサー王物語を題材に、妖精国女王の命を受けた遍歴の騎士たちが、貴婦人や魔女、魔術師、竜や怪獣などをめぐり数々の冒険を繰り広げる騎士道物語であり、当時の情勢(政治・宗教)を盛り込みつつ、それぞれの騎士が体現する人間の徳の姿を示す寓意物語である。本書はこれまでに二度『妖精の女王』散文訳に携わった訳者の知見を生かし、従来行われてきた意味重視の散文訳とは異なり、原詩の韻律の響きまでも忠実に反映させた、日本の西洋叙事詩翻訳における初の試みである。朗誦に適した七五調による、理解しやすく美しい日本語訳によって、生きた詩人の姿が、日本で初めてその全貌を現す。20頁に及ぶ詳細な解説とスペンサーの年譜、登場人物索引も収録。豪華装丁、美しい挿絵つき、函入り。

目次

 凡例

 
ローリーへの手紙
 
第1巻 赤十字騎士の神聖物語
 
第2巻 ガイアン卿の節制物語
 
第3巻 ブリトマートの貞節物語
 
第4巻 キャンベルとテラモンドの友情物語
 
第5巻 アーティガルの正義物語
 
第6巻 キャリドア卿の礼節物語
 
第7巻 無常二篇 不変物語
 
 詳細目次
 
 スペンサー年譜
 
 解説
 
 あとがき
 
 登場人物索引

著者紹介

訳者紹介
福 田 昇 八(ふくだ しょうはち)
1933 年熊本県に生まれる。東京大学文学部英文科卒業、東京大学大学院修士課程修了。
熊本大学教授、九州ルーテル学院大学教授を経て、現在熊本大学名誉教授。
日本スペンサー協会会長。瑞宝中綬章受章。
主な著書に『イギリス・アメリカ文学史』(南雲堂)、『英詩のこころ』(岩波書店)、
共著に『スペンサー名詩選』(大修館)、
共訳に『妖精の女王』(文理書院・筑摩書房)、『スペンサー詩集』(九州大学出版会)、
韻文訳に『スペンサー詩集』(筑摩書房)、『「妖精の女王」名場面』(文芸社)などがある。

学術図書刊行助成

お勧めBOOKS

若者言葉の研究

若者言葉の研究

生きている言語は常に変化し続けています。現代日本語も「生きている言語」であり、「…

詳細へ

犯罪の証明なき有罪判決

犯罪の証明なき有罪判決

冤罪はなぜ起こるのか。刑事訴訟法は明文で、「犯罪の証明があった」ときにのみ、有罪…

詳細へ

賦霊の自然哲学

賦霊の自然哲学

物理学者フェヒナー、進化生物学者ヘッケル、そして発生生物学者ドリーシュ。本書はこ…

詳細へ

帝国陸海軍の戦後史

帝国陸海軍の戦後史

近代日本のなかで主要な政治勢力の一翼を担った帝国陸海軍は、太平洋戦争の敗戦ととも…

詳細へ

構造振動学の基礎

構造振動学の基礎

本書の目的は,建物・橋梁・車両・船舶・航空機・ロケットなど軽量構造物の振動現象を…

詳細へ

九州大学出版会

〒819-0385
福岡県福岡市西区元岡744
九州大学パブリック4号館302号室
電話:092-836-8256
FAX:092-836-8236
E-mail : info@kup.or.jp

このページの上部へ