不安と葛藤神経症性障害と身体表現性障害 

著者名
田代信維
価格
定価 4,725円 (内消費税 225円)
ISBN
978-4-87378-775-6
仕様
B5判 上製 220頁 C3047
発行年
2004年2月

内容紹介

本書は,著者がこれまでに研究した「神経症の心理機制」の大集成である。神経症(不安障害と身体表現性障害)の中核症状とされる「不安」とは何かを多くの文献をもとに明らかにし,脳生理と認知心理学の研究を結びつけ,不安と葛藤を説明する「こころ」のモデル(精神機構モデル)を提唱した。このモデルから初診時に,既に神経症の病的心理が手にとるように見え,また神経症の亜型は,挫折した現実欲求の分布が異なることも明らかにされた。分析学派の心因とは異なる現実的な心の葛藤(心因)であり,この葛藤は現実欲求の充足で消え,また同時に症状も消えることがわかった。本書はまた,新しい精神療法を模索する上でも有益な著書である。

 

目次

第1章 神経症の歴史的展望
第2章 神経症の動物モデル
第3章 不安と恐怖からみた神経症
第4章 不安の再考
第5章 不安の脳神経機構
第6章 心の構造
第7章 神経症性障害と身体表現性障害
第8章 現実欲求挫折と神経症性症状
第9章 パニック障害と広場恐怖
第10章 対人恐怖(社会恐怖)
第11章 全般性不安障害
第12章 強迫性障害
第13章 身体表現性障害と解離性障害

あなたの研究の書籍化応援します! 九州大学出版会学術図書刊行助成制度

お勧めBOOKS

経済成長のミステリー

経済成長のミステリー

アダム・スミスの時代から経済学の重要な関心事である経済成長の問題について,最新の...

詳細へ

貿易都市長崎の研究

貿易都市長崎の研究

 貿易都市長崎の仕組みは複雑であり,その実態は未解明な点が多い。本書は,新史料を...

詳細へ

これからのキャンパス・デザイン

これからのキャンパス・デザイン

高度情報化社会を迎え,世界中の大学が次世代に向けた変容を遂げようとしている。古く...

詳細へ

九州大学出版会

〒812-0053
福岡県福岡市東区箱崎7-1-146
電話(092)641-0515
FAX(092)641-0172
E-mail : info@kup.or.jp

このページの上部へ