東アジアの越境環境問題
- 定価 1,980円(税率10%時の消費税相当額を含む)
黄砂・酸性雨・光化学スモッグ・エチゼンクラゲ・赤潮・緑潮・海ごみなど,我々は西日本を中心とした大気・海洋の越境環境問題に悩まされている。このような環境問題は汚染発生国を責めるだけでは解決しない。問題の本質理解を日本・韓国・中国という東アジア諸国の科学者・住民が共有し,問題解決のための資金提供をどのように分担すれば相互の利益になるのかを,自然科学・環境経済学の知識を総合化して考える必要がある。本書はそのための最新知識を提供する。 (さらに…)
広がる東アジアの産業連携
- 定価 1,980円(税率10%時の消費税相当額を含む)
中国経済の台頭と共に東アジアで加速している経済グローバル化と,国境を越える供給連鎖(サプライ・チェーン)が強大な渦を作っている。しかし,過熱する経済の一方で,それを支える産業・企業のマネジメントの価値観は共有されているのか?本書では「産業連携」の視点から,ビジネスの実践との接点を持った専門家が,サプライチェーンを支える価値観の掘り起こし,アジアの新しいビジネスモデルの模索,それを実行するビジネス人材は如何にあるべきか,等の議論を展開する。 (さらに…)
土壌の誘電特性
- 定価 3,740円(税率10%時の消費税相当額を含む)
土壌科学及び農業科学において,土壌中の水分量やイオン濃度は重要な情報である。近年,これらを有効かつ同時に計測できる手段として,誘電法が注目されている。本書は,土壌複雑系における誘電特性計測の原理について説明し,誘電特性に対する諸要素(周波数,土壌水分,イオン濃度など)の影響について解説を行うとともに,独自の開発による土壌水分センサーの性能を調べ,その新たな計測利用方法を例示したものである。 (さらに…)