はじめの一歩 物理探査学入門
- 定価 3,960円(税率10%時の消費税相当額を含む)
物理探査は、目では見えない地下の状態を物理的な方法を使って可視化する探査技術の総称です。もともとは地下資源探査の目的で研究・開発されてきましたが、現在では地下環境の計測や遺跡調査、不発弾や地雷の探査などにも使われています。この本では、物理探査の大部分をカバーできるように、弾性波探査、電気探査、電磁探査、重力探査、磁気探査、地中レーダ探査、放射能探査、地温探査などの数多くの探査手法を章ごとに取り上げています。また、それぞれの探査手法の背景にある地球物理学、地質学、物理学、数学、計測工学などの周辺学...
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和解論
- 定価 6,600円(税率10%時の消費税相当額を含む)
「日本民法典の父」と呼ばれる梅謙次郎(1860-1910)が、若き日にフランス・リヨン大学に提出した博士論文は、和解論であった。梅の和解論がかの地で高い評価を受けたことは夙に知られているが、その内容については必ずしも十分な研究が行われてこなかった。そのため、梅の博士論文と明治民法の和解に関する規定の連続性が正確には理解されず、その結果、現代日本の和解論には、数多の誤解、欠落、混乱が生ずるようになった。そこで本書は、まず梅が和解論で扱ったテーマ、すなわち和解の定義、性質、能力、権限、目的物、効力、...
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Advanced Studies in Economic Sciences
- 定価 5,500円(税率10%時の消費税相当額を含む)
広島修道大学経済科学部教員が中心となって取り組んできた、経済科学という新しい学問的立場から社会システムの諸問題の解決に取り組んだ研究成果シリーズ第10巻。 第1章:外国為替市場の効率化について議論していく。Corbae(1987)が開発した共和分モデルに基づいた方法論を使用した。これは先物市場において一定期間にわたる効率性の条件を検証するために定常性とリスクフリー・プレミアムの存在を認めたものである。 第2章:国際資金循環について議論していく。国際決済銀行の統計データを使って...
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