西日本民俗文化考説
- 定価 7,700円(税率10%時の消費税相当額を含む)
著者は昭和初年より各地の民衆生活史,民俗行事,説話伝承に関心を持ち,実地踏査をおこない,取材,記録を重ねてきた。本書はその集積を宗教・芸能の二篇に分けて体系化,集大成したものである。

転機に立つ日本水産業
- 定価 6,050円(税率10%時の消費税相当額を含む)
西日本漁業経済学会の三十年の歩みが,いまや「転機に立つ日本水産業」を鋭く分析し,そこから将来を占う予兆を探り出し,ひいてはこれを布石として次世紀にも通ずる予察を打ち出そうと,34人の執筆者がその最善を尽くした論集。

現代企業の活性化問題
- 定価 2,530円(税率10%時の消費税相当額を含む)
国際化と成熟社会の浸透する中で,現代日本の企業の当面する課題を指摘し,企業活性化への道を明らかにしたものである。研究者,学生ならびに実務家(労使)にとっての今日的課題であり,必読の書である。

九州における近代産業の発展
- 定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
地方経済の停滞,「東京一極集中」といわれる状況がすすむなかで,明日の展望を構築するために,九州経済がかつてもった輝やかしい先駆的な事績,日本資本主義発展の各段階で担った先導的役割を考察する。

明日の建築と都市
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
一方で建築設計に携わり,他方で都市に参加してきた著者の30年余にわたる作品・論文の集成。できるだけ現実の中にテーマを見いだし,目的にアプローチするという基本的姿勢が明快な語り口で展開され,明日の建築・都市の方向を明らかにしている。

九州
- 定価 1,760円(税率10%時の消費税相当額を含む)
「自然は飛躍しない」「社会も文化も飛躍しない」。未来の九州について語るためには現在の九州を認識すべきであるし,現在の九州を考えるためには,その過去,つまりその自然的・地理的条件に制約された過去を知らねばなりません。

直接原価計算論
- 定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
主として西ドイツにおける1920年代よりの直接原価計算論(限界原価計算論)の生成と発展を,その機能的側面に注視して,方法論的に,広く諸学説を渉猟しつつ,直接原価計算システムの諸形態とそのあり方を考察する。

数と形の文化
- 定価 1,980円(税率10%時の消費税相当額を含む)
人間は古くから形や数に関心を持ち,思索をかさねるうちに,素朴で基本的な概念をつぎからつぎへと産みだしてきた。哲学の心を持って,私達の言葉の形をみなおし,心理学を通して,形の認識の神秘を探り,その深遠な概念にせまろう。

伊勢物語・大和物語
- 定価 11,000円(税率10%時の消費税相当額を含む)
各段の発想の基底を捉え,登場人物の微妙な心の動きを追い詰めることによって作品の本質に迫る。常に古来の注釈書にくまなく目を通し,慎重な手続きのもとに,学界に目覚ましく有効な一石を投じる。

お年寄り
- 定価 2,200円(税率10%時の消費税相当額を含む)
人はだれでも長生きすれば老人になるが,文化が異なれば同じようには年をとらない。本書は日米を代表する老年学者によって書かれた高齢者に関する比較文化の書であり,まさに「ジャパン・アズ・ナンバーワン」の"老人版"ともいうべき啓蒙の書である。 (さらに…)
