自然科学 農学・水産学
Biological Control in South and East Asia
- 〔品 切〕(参考:本体価格 1,456円)
南および東アジアの中国,インド,日本,マレーシア,フィリピン,タイの各国での害虫や雑草の生物的防除の現状と将来を各国の生物的防除専門家が執筆した総説集。この種の出版は南および東アジアでは初めてであり,この地域の生物的防除の貴重な最新情報を提供する。
現代農業と地代の存在構造
- 定価 8,360円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,現代日本農業の構造展開を規制する重要な要因として顕在化してきた地代の存在構造を,主要農業地帯の農業展開とかかわらせて実証的に分析し,さらに当面する地代政策の課題を総合的に掘り下げた,農業経済研究者や農政担当者の必読の書である。
海洋生態学入門[原著第3版]
- 定価 4,400円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,ロンドン中央理工科大学での海洋生態学の一般的分野についての講義録として1968年に初版が刊行されて以来,改訂を重ねながら20年を越える長寿を保っているものである。我が国においても,海洋学,生物学,水産学を学ぶ学生達にとって海洋生態学に関する適切な入門書となるであろう。
九州のスギとヒノキ
- 定価 3,850円(税率10%時の消費税相当額を含む)
九州は,古くからスギのさし木造林が盛んで,各地に多くのさし木品種がある。著者は,30余年にわたる綿密な調査・研究によって,これら品種の同定,整理を行い,林業上の遺伝的諸特性を明らかにした。また,ヒノキのさし木在来品種「ナンゴウヒ」をはじめ,ヒノキの林業品種についても詳述した。
転機に立つ日本水産業
- 定価 6,050円(税率10%時の消費税相当額を含む)
西日本漁業経済学会の三十年の歩みが,いまや「転機に立つ日本水産業」を鋭く分析し,そこから将来を占う予兆を探り出し,ひいてはこれを布石として次世紀にも通ずる予察を打ち出そうと,34人の執筆者がその最善を尽くした論集。
ドイツ農業経営論
- 〔品 切〕(参考:本体価格 4,200円)
テーヤに始まる農業重学古典理論の展開と,戦後ドイツ農業理論の変容を通して,地力維持思想が今日の近代化・機械化したドイツ農業にどのような姿で影響を与え再編されているかを明らかにする。
農業構造の変容と展望
- 定価 3,630円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,欧米諸国におけるそれぞれの時代の構造問題や構造政策の比較研究,あるいは品目別の現状における国際的比較研究などを通して,わが国農業政策および農業・農家経営の発展的変革を統合的に追求した共同研究の成果のまとめである。
農産物市場構造と流通
- 定価 3,300円(税率10%時の消費税相当額を含む)
日本農業をめぐる環境がますます厳しくなる中での農産物市場問題の解決の方向,その条件とは何か。「遠隔地農業の市場対応――九州農業の農産物市場と流通」という課題に取り組んだ共同研究の成果。
Studies on the Oceanic Ichthyoplankton in the Western North Pacific
- 定価 11,000円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は北西太平洋産外洋性仔稚魚に関する最初の総括的研究書であり,15科約160種の初期発育と分布が述べられている。内容は研究史,識別特徴,幼期発育の記載,研究成果と問題点,検索,要約,引用文献および図版の順に統一されている。
Ando Soils in Japan
- 定価 11,000円(税率10%時の消費税相当額を含む)
Ando Soils(火山灰土)は,特異な土壌としてその実体解明と有効利用に関心が高まっている。本書は,世界でも最高水準にある日本の火山灰土研究の成果と,土壌研究者が広く利用できるデータ・ベースを収めている。